GLAYといえばTAKURO、TERU、HISASHI、JIROさんの4人で成り立つバンドで、正式メンバーにドラムがいない異色のバンドとして知られてます。
「なんでGLAYにはドラムがいないの?」と疑問を持つ人もいるかもしれませんが、結成当初、インディーズ時代、メジャーデビュー当時は正式なドラムは存在しました。
メジャーデビューした後に加入したドラムもいましたが、その後にサポートとしてドラムも正式メンバーになることを妥当されていました。
それでも結局、今日までに正式なドラマーは不在となっています。
今日はGLAYの昔のメンバーの歴史から、なぜGLAYに正式なドラムメンバーがいないのか?ということ、そしてネット上で噂になっている元メンバーのことについて書いてみたいと思います。
目次
GLAYに在籍した過去メンバー。期間とクビ・脱退の理由
名前 | メンバー期間 |
SHINGO (ドラム→ベース) | 1990年~1992年9月 |
ISO(ドラム) | 1992年2月~5月 |
AKIRA(ドラム) | 1992年5月~1994年1月 |
NOBUMASA (ドラム) | 1994年~1995年4月 |
ISO→学生事情と技術不足。SHINGO→バンドより女を選ぶ
GLAYの結成当初のドラムはシンゴさんという、オリジナルメンバーと同じく北海道・函館出身の方でした。
上京した後はバンドの事情でベースに転向しました。もともとはベースの実力に定評のあった方なので当然ですね。
その後にHISASHIさんがバイト先で知り合った高校生のISOさんがドラムとして加入しましたが、高校生ということでスケジュールを合わせるのが難しく、また技術が若すぎたということで、TAKUROさんからバンドの曲を表現できないとの理由でクビを切られます。
シンゴさんはインディーズ時代に長くベーシストとしてGLAYのサウンドを支えます。持ち前の演奏力でファンも多くいたそうです。
しかし、ある時期からシンゴさんは練習に遅刻したり、休んだりという行動を繰り返し、その理由が彼女ができたからということでした。
シンゴさんはもともとの素行にも問題はあったみたいですが、最終的に彼女の風邪の看病のためにグレイのライブを休みたいと発言したことで、メンバー内で彼を辞めらせる決断に至ったそうです。
TERUさんとアキラさんが彼の家に近所に行って、直接話をしに行き、彼本人の口からバンドよりも女であることを確認したのです。
地元から上京した仲間だったということで多くのメンバーがショックを受けたそうですが、最後はTAKUROさんの計らいでお別れライブを実施し、その後はわかだまりはないとのことです。
暴露を出したアキラとノブマサ。事務所の意向でクビ
実はGLAYには元メンバー2人による暴露本が出されています。
インディーズからメジャーデビュー直後に在籍したアキラさんの一冊と、
メジャーデビューから売れっ子バンドに成り上がる手前に在籍したノブマサさんの一冊です。
アキラさんはもともとサポートドラマーとして活躍されていた方です。
サポートドラムを続けながらプロを目指していた方で、当時からGLAYに目付け、自分からTAKUROさんに売り込み加入しました。
アキラさんは自分がいれば、GLAYはよくなる、メジャーデビューできると豪語し、実際に彼の加入後にエクスタシーレコードとの契約が決定します。
ただ、メジャーになった後のGLAYの活動内容や音楽性の変化に疑問を感じたそうです。
当時、レコード会社の人間にTERUさんとTAKUROさんがいればGLAYをどんな形でも売り出すことができるとの発言があったことが、アキラさんのモチベーションを下げたとされます。
最終的にはアルバムのレコーディングに大遅刻したことが発端になり、事務所から解雇される形となりました。
その後に加入したノブマサさんは技術も人柄も問題なかったそうですが、事務所から、「このドラムスの技術では売れるまで後3年は必要だ」と言われ、TAKUROさんが涙を流しながらクビ宣告。
当時、TERUさんとHISASHIさんがノブマサさんのクビに反対しており、上からその話が出た段階でノブマサさんに電話し、絶対に辞めると言わないでと先に話を通すなりして、ノブマサさんが辞めないために動いてたそうです。
一説によると、ノブマサさんはGLAYが少し売れだしてから、練習もしなくなり、時間にもルーズになり他のメンバーや関係者に迷惑をかけることもあったらしいです。(YOSHIKIが怒ったとの説もありますが、彼も自分の遅刻でGACKTさんとのバンドをダメにしてます)
メジャー後に会社がドラムを2人もクビにした理由
GLAYはエクスターレコードでメジャーデビューして以来、二人のドラムを会社経由のお達しでクビにしてます。
その宣告を任されたTAKUROさんの気持ちを考えると辛いですね。
もともと会社的には、凄腕のサポートドラムに引っ張ってもらう形でバンドのレベル底上げを狙っていたのでは?との説があります。
ドラムのYOSHIKIさんが創立したレーベルということで、ドラムに厳しすぎたとの説が多数です。
アキラさんもノブマサさんも、GLAYをクビになった後も音楽の仕事をしているという点、決して技術不足だったとは思えないのですが・・・。
クビになったふたりが揃って暴露本を出すぐらいなので、相当に想うところがあったのかな?と。
暴露本が出るまではクビの真相が謎だったということで、「実はTAKUROはやばいやつ」なんて噂も出たりして、メンバーを責めて欲しくない気持ちから、詳細に状況を説明した本を出したとの説もありますが、やはり悔しい気持ちに比重がありますね。
GLAYの元メンバーに死亡説が出るのは残酷なクビが続いたから?
以前からネット上で、昔いたメンバーに関して悲しい近況の噂が出ていましたが、事実無根のようです。
やはり、どのメンバーもクビという辞め方で、しかももその後にグレイは日本の動員記録作るほどに売れてしまったので、「やめた人は相当悔しいだろう」と、ネガティブな憶測が多く出たと思われます。
ただ、元メンバーたちの近況の詳細はたしかに謎です。
ライブに遊びに行くなりしてるのかも謎です。
ただ、亡くなっていれば、さすがに公式な媒体かメンバーから言及があるなりすると思うので、さすがにないと思います。
凄腕のサポートミュージシャンもGLAYの正式メンバーを断る?
GLAYはこれまでにキーボードやドラムのサポートメンバーに、業界屈指のプロフェッショナルな方を採用してきました。
中にはメンバーから正式なメンバーに誘われた方もいたそうですが、その方はGLAYのイメージを壊したくないとの理由で断っています。
おそらくGLAYが今後に正式メンバーを追加することはなさそうです。