近年、アメリカで人気が爆発していたラッパーのキング・フォンが急逝されたとして音楽界に衝撃が走っています。
キング・フォンは、2020年11月6日にアトランタのナイトクラブの銃撃戦によって、26歳の若さで亡くなりました。
米大手のニューヨークタイムズ が既に公式に、
「フォン・キングが亡くなったことを確認しなければならないのはとても悲しいことです。幸運にも撃たれて生き残り、現在病院で回復している彼のマネージャーと話をしました。しかし、フォンのマネージャーはフォンが撃たれたことを確認しましたが、しませんでした。成功する。 」
と発表しています。
目次
キング・フォンがアトランタで銃撃により死去。巻き込まれた状況
キング・フォンはアトランタのナイトクラブの店外で発生した、”別グループとの銃撃戦”で射殺されました。
銃撃は金曜日の朝（午前3時20分頃）に起きたそうです。
2人の男性が、フォンキングと仲間のグループに近づき、口論が勃発した後に銃撃が起こったそうです。
たまたま現場の近くを通りかかったAPD（全米鉄道旅客輸送公社警察）の非番の警官が駆けつけ発砲し、銃撃はすぐに収まったそうです。
2人は拘留、3人が銃創により死亡（フォン・キングを含む）し、3人が負傷し病院で治療を受けていると言う状況。
アトランタ警察は、「現時点では、警察が対応して銃撃を止めようとする前に、ベネット氏が2つの男性グループ間の最初の銃撃戦中に銃撃されたと考えている」と発表してます。
Tekashi 6ix9ineのシカゴ治安への皮肉にリプしたばかり
現在、アメリカで最も嫌われてるラッパー・Tekashi 6ix9ine。ニューヨーク・ブルックリン出身のテカシ・シックスナインは、今年2020年9月4日に新作アルバム『TattleTales』をリリースしました。
テカシは話題作りをしたかったのか、シカゴの街に出没し、シカゴ名物のファーストフードを食べ歩きしてる様子をSNSにアップしていました。
シカゴのラッパー界隈は血の気が荒いことで知られており、自分の度胸の良さをアピールしてるような子供臭い行動に、多くの地元ラッパーが呆れた反応を見せていました。
多くは「死んでも知らないぞ」と言う書き込み。
テカシは手に持ってたお酒を地面にこぼし「これはシカゴで死んでいったラッパーたちのためだぜ」と発言。そのシカゴの治安をコケにする皮肉に対しシカゴ出身のラッパーらが怒りのリプ。
怒りのリプの一部にシカゴ出身で今回亡くなったフォン・キングさんの書き込みもありました。
キング・フォンのリプは合掌マークの絵文字のみ。
この数ヶ月後に、まさか自分が地元・シカゴで亡くなることになるなんて・・・・。本当に怖い街です。
キング・フォンのバッググランド・経歴・プロフィール
本名：ダビオン・ベネット
生年月日：1994年8月9日〜2020年11月6日
キングフォンはシカゴの低所得地域出身です。
若い頃から警察のお世話になることが多く、10代の間に何度も刑務所に出入りしていました。
リル・ダルクの幼なじみとしても知られ、2018年にデビューシングル「Crazy Story」をリリースし好評でありました。
最近までもスキャンダルが多く問題児でありましたが、自分の音楽に集中するためにアトランタに移り、安全な生活を満喫していました。
テープも売れて、才能も認められ、経済的にも安定し、シカゴ時代よりも今の生活を気に入っているとインタビューで答えていました。
安定した生活を手に入れ、デビューアルバム『Welcome to O’Block』を10月30日にリリースしたばかりの彼が、その１週間後に突然亡くなってしまうのはとんでもない運命の悪戯です。
キング・フォンが死去したことへの反応
・身を守るはずの銃が、実際は殺人の道具だ。日本社会を見ろ、銃が無い方がよっぽど安全で平和だ。
・アメリカのラッパーは本当に命懸けで危ないイメージしか無い。日本は悪ぶって、口喧嘩するだけで終わる平和な世界
・アメリカのラッパーって殺されるニュースをたびたび耳にします。やはり、アメリカだから身近に銃があるからか、それともギャング繋がりでトラブルが多く撃たれる事が多いのか。でも、日本のラッパーって言われてる人も薬物などで捕まる人って多いよね。そこまで、アメリカの真似しなくてもいいのにね。まぁ、日本のラッパーってのも違和感あるけど。
・アメリカが銃社会とか関係なく反社どうしのケンカ。アメリカじゃなくても日本のヤクザだって同じ様な事件はある。
・アメリカの銃社会だって歴史的に構築さるたシステムだから、そういう安易で稚拙な発言は控えるべきだな
・日本と違って、アメリカのラッパーはガチでギャングだからね。良くも悪くも。
