40年代から50年代にかけて活躍された伝説のバレリーナのアリシア・アロンソさんが、2019年10月17日に死去されました。

【ハバナ共同】キューバの政府系メディアによると、キューバの伝説的バレリーナで「キューバの至宝」とも呼ばれたアリシア・アロンソさんが17日、首都ハバナの病院で循環器の疾患のため死去した。98歳だった。引用元:Yahoo!ニュース

引退した後も振付師などで活躍されていましたが、現在までにどこで何をしているのか不明でありました。

病気されていたということで、98歳まで長生きしたという立派な人生でありました。

目次

アリシア・アロンソの死因は循環器の疾患。98歳まで長生き!

アリシア・アロンソさんが亡くなられたのは生まれ故郷のキューバです。

全盛期はアメリカ・バレエ・シアターで長く活躍されていましたが、現役を引退された後は主にキューバでも活躍されました。

死因は循環器の疾患とされていますが、2000年代が目が見えない状態でありながらもキューバ国立バレエの芸術監督をされていました。

晴れ晴れとした舞台も経験し、キューバ内戦も経験。

自立した女性としての生き方を示した強い女性でありました。

アリシア・アロンソの若い頃と現在までの経歴(伝説のバレリーナ)

伝説のバレリーナと言われているアリシアさんですが、それは40年代、50年代のアメリカン・バレエ・シアターでの活躍だけで言われている訳ではありません。

地元キューバのバレエを大きくし、名門に育てた経歴があってこそ「伝説」だと言われているのです。

アロンソさんは1920年12月、ハバナで生まれ、幼少からバレエを始めた。米ニューヨークで舞踏教育を受け、アメリカン・バレエ・シアターなどで活躍。48年にキューバ国立バレエ団の前身を創設し、長年にわたり監督を務めた。

 59年のキューバ革命以降、故フィデル・カストロ氏らが率いた政権とは良好な関係を保った。若い頃から視力が弱く、ほぼ盲目だった。引用元:Yahoo!ニュース

若い頃から目が弱かったとされていますが、19歳の頃から網膜剥離を患い、手術を繰り返しながら失明に近い状態で踊り続けてきたことも伝説として語り継がれています。

目が見えないという境遇と戦い続けた意味でも、同じ病気の方に勇気を与え続け英雄とも言われてます。

そして何よりも若い頃の美しさがすごいです!

バレエの技術そのものが天才的ではありますが、さらには超絶な美人であったことも、伝説と言われる理由の1つです。

2002年からユネスコ親善大使となり、有形無形文化財の保護に貢献。

キューバのバレエ文化を維持し広げ、国内ではキューバの至宝と言われています。

アリシア・アロンソの死去に対するネットの反応

・98歳まで生きたって、キューバ革命も内戦も味わったのか。すげー

子供の頃 写真で見て キューバのバレリーナ?と初めは思ったものだが、大人になってYouTubeでアロンソのバレエを観て、あの時代にこんなすごい踊りをするバレリーナがキューバにいたのか、と驚いた。
ご冥福をお祈り致します。

・若い頃からとても美人で、年取っても文化人として活躍されて、本当に尊い存在です。

・バレリーナに憧れる人はまずは彼女の存在を知るという。亡くなったことで本当の伝説になってしまった・・・。

・キューバの至宝って言葉の乱用ww

・この人がいなかったら今のキューバのバレエはないのね。すげー偉大な人じゃん!

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