現在までに多くの名曲を作曲してきたBUMP OF CHICKENの藤原基央さん。
40歳を過ぎても歌唱力は健在で、むしろ今の方が油が乗ってて安定してます。
シンガーソングライターとしては天才の呼び声が高く、ラッドの野田洋次郎さんや米津玄師さんなど、多くの天才ミュージシャンからリスペクトを集めています。
そんな藤原基央さんですが、実はギターもなかなか上手いということは、あまり知られてない話です。
あれだけに若者に人気のバンドなのに、学園祭などでコピーが少ないのは、意外にBUMP OF CHICKENの曲が難しいことが言えますし、藤原基央さんのパートのギターボーカルが特に難易度が高いということです。
目次
バンプ・藤原基央はギターが上手い!
BUMP OF CHICKENは出始めた当初は演奏自体が上手くないと言われ、藤原基央さんの歌唱力とカリスマ性の一本釣りバンドだと思われていました。
特にギターの増川さんのギターに賛否両論ある時期もありました。
しかし、2000年代半ばから演奏力が桁外れに伸び、若手バンド屈指の実力派バンドとなりました。
そんな過程を経たBUMP OF CHICKENですが、実は初期は藤原基央さんがリードギターを担当していました。
初期は藤原基央がソロを弾いてた
最初の頃は藤原基央さんがギターソロを弾いたり・・・ギターボーカルなので忙し過ぎますね。
藤原基央さんのギターが上手いのは、初期の頃に歌だけでなく演奏面でも責任を担ってクソ練習をしていたことが功を奏したということです。
仮に”過小評価されているギタリストランキング”があれば上位?
アメリカの音楽雑誌「ローリングストーン誌」で、過去に「史上最も過小評価されているギタリスト」のランキングが発表されました。1位がプリンス氏だったり、かなり興味深いランキングでした。
仮にそのランキングを邦ロックで実現するならば、藤原基央さんはかなり上位に来ると思います。
サンボマスターの山口さん、10FEETのTakuma さんなど、普段は技術面で脚光を浴びないギターボーカルの方が上位に入ると思ってますが。
山口さんやタクマさんのように3ピースで音の形を作れる方も偉大ですが、リードギターがいても対等に音を支えてる人も器用で素晴らしいと思います。
ラッドの野田洋次郎さんも素晴らしいと思いますが、ラッドの場合はギターの桑原さんが激うまなので、その分藤原基央さんの方に軍配が上がるかと思ってます。
藤原基央が使用してるギターの種類と名前[画像]
Gibson Historic Collection ’60 Les Paul Special Reissue 2001
藤原基央さんのトレードマークにもなっているレスポールスペシャル。
BUMP OF CHICKENが好きな人なら誰でも一度は憧れたことがあるでしょう。
藤原さんはこのスペシャルをたくさん保有しており、2016年の日産スタジアムでの大型ライブでは、なんと5本のレスポール・スペシャルを持って行ったそうです!
Gibson J-45
かなりエッジが効いてますが、しっかりとアコギです。
発売当初45ドルだったことからこの名前になったとか、由来から珍しいギターです。
B'zの稲葉さんのたまに使用してる名器です。
藤原さんが使用しているのは1960年製と山野楽器の特注オーダー。
Matchless DC30
ヴィンテージ風の外見がハイセンスなアコギです。
ブルース系のギタリストにファンが多いモデルですが、これをロックライブに使用するというセンスが素敵ですね!
「Butterfly」のMVでも使用しているのを確認できます。
藤原基央さんが使用してるモデルは、自身でカッティングシートでバンドロゴや2ツアーロゴを付けたりリメイクされています。
藤原基央が一番天才だと思う部分は?
BUMP OF CHICKENのメロディ、歌詞、歌声、どれも最高です。
藤原基央さんは昔から天才だとチヤホヤされていますが、具体的にどうのような部分が天才なのか。
トータルのスキルがまとめってバランスが良いってのもあると思います。
歌唱力あってカリスマ性があるのに楽曲がイマイチなGACKTさんや、作る曲が良くてもライブ力のないGReeeeNだったり、どのアーティストにも欠点は付き物です。
個人的には、藤原基央さんが一番天才だと思うので、”欠点がない”ということだと思ってます。
ギターの上手さだったり、MCの説得力だったり、バンドのギターボーカルに必要なこと全てを高水準でこなしてしまっているこそ、藤原さんは天才なのかなと思います。
結局、素人目では藤原さんの凄さを知るには限界がありますがミスチルの桜井和寿さんや、ラッドの野田さんなど、若手とベテランの天才がこぞって藤原基央さんをリスペクトしてます。
野球でいうイチロー選手と、落合博満さんに愛された前田智徳選手のような存在であるということです。
近年、アイドルだったりボカロだったり、常に評価される対象は変化されていますが、結局最後は藤原基央さんのような方が本物だったと実感する時代が来るでしょう。