今年2020年限りでラミレス監督が退任するとして、横浜ファンは寂しそうですね。
さらに、長年横浜DeNAを支えた梶谷隆幸選手と井納翔一投手が11月27日にFA権を行使すると宣言しました。
ニュースでは井納投手が横浜市中区の球団事務所を訪れ、今季取得した国内フリーエージェント権を行使する申請書類を提出した様子を伝えており、ラミレス監督と共にチームからいなくなってしまうこと生々しく実感させられます。
気になるのは井納投手を欲しがる球団です。
34歳のベテラン投手ということで、最後の一絞りを頂きたいと考える球団は現れるのでしょうか?
27日にFAを行使することがニュースになると、ヤクルトが獲得に声を挙げていると早速速報が入っています。
目次
FA宣言の井納翔一投手はヤクルトが獲得候補?
今年優勝を逃したヤクルトですが、チームのスター選手である山田哲人選手を引き止めることに成功したとしてファンは歓喜しています。
このオフでは課題の投手陣を大型補強するという予想がされていますが、早速FAの井納投手へ関心を示してます。
ヤクルトが今季国内FA権を取得したDeNA・井納翔一投手の獲得に高い関心を持っていることがわかったのは11月26日です。
ヤクルトの小川淳司GMはFA権を取得した選手の中で、一番興味があるのは井納投手であると明かしていたそうです。
やはり、今季のヤクルトは投手陣が崩壊し、2年連続の最下位に低迷したことが理由とされています。
今年2020年のヤクルトのチーム防御率4・61です。この数字は昨季に続く12球団ワーストの数字であります。
今のヤクルトの課題は駒不足の先発投手です。球団は課題の年間ローテーションを守れる投手の獲得を目指すとしてるので、34歳のベテランにラブコールを送るのも納得です。
ただ、井納投手はCランクという位置づけであります。
井納の年俸6100万とCランクが魅力?
ヤクルト球団が井納投手にラブコールを送るもう1つの理由は、年俸6100万円で金銭や人的補強が発生しないCランクであることです。
プロ通算8年で、井納投手は50勝をマークしています。(今季は17試合に先発し6勝7敗、防御率3・94の成績)
ローテーションが崩壊するのを阻止したヤクルト的には、これだけ安定した先発投手と無理のない範囲で契約できるのは魅力的であります。
井納翔一投手は金額(年俸)は関係なしに選ぶ(巨人の可能性でも?)
井納投手は今季取得した国内FA権を行使することを表明すると、オンラインで取材にて、
「来年35歳。(FA権を)持っていてもしょうがないかなという部分もあるし、(DeNA)三原代表からも宣言残留を許可していただいた。出るという決断とか関係なく、使わせていただきたいというところ」
と話されています。
また、「声をかけてもらえれば、しっかり話をさせていただければと思う。(書類を)出させていただいただけで、まだ何も考えていない。金額で球団を決めようとかそういう気持ちは一切ない。声をかけていただいた球団を含め、考えていければと思います」
と、金額だけでは選ばない姿勢を見せています。
推定年俸6100万円の井納投手は補償の必要がないCランクです。
ヤクルトだけでなく、巨人も動向を見ているそうですが、仮に2球団で争った場合は、金銭的には巨人の方が魅力であることでしょう。
しかし、巨人の場合はお得意の飼い殺しを喰らう可能性があるので、実力を見せる手前にクビにされてしまうリスクもあります。
先まで見れば、井納投手が必要な理由が明確なヤクルトの方が、本人的にはやりがいがあるかもしれません。
井納投手のFA宣言の反応と移籍先の予想
・宣言自体は選手の得た権利だから、とやかく言うつもりはない(残って欲しいだけ)
ただ、ここで巨人が獲得するとなると、リーグ優勝には近づくかもしれないが、それでソフトバンクに勝てるのか?と考えた時に、それは無理だろう。
・選手の自由だから、他者がとやかく言う必要は無い。選手の努力が実ったわけだし、他球団にいっても応援するのがファン。無理に残留する必要も無いし
・巨人としては人的補償の要らない井納なら、先発の数が足りないから必要だけど梶谷は要らないよ。
・巨人だけは行って欲しくない。並の選手で終わる予感する
・巨人に移籍すれば金の亡者、裏切り者。巨人以外に移籍すれば讀賣ざまあ。残留すれば男気
井納翔一投手が宇宙人と呼ばれる理由、代車の逸話が面白い!
井納翔一投手は入団直後から宇宙人というあだ名が付けられています。
それは新人の頃から奇想天外な発言と行動が目立っていたからです。
現在でも、井納投手が登板する時に、横浜スタジアムの外野フェンスビジョンに宇宙人のイラストが映し出されるという演出があります。
さらに、球団公式LINEスタンプの井納投手は宇宙人がモチーフのデザインとなっています。
具体的にどのような部分が宇宙人っぽいのかというと、有名なエピソードで、代車で3週間で4000キロを走ったというヤバイ話がありますね。
井納が代車で3週間で3000キロ旅行?愛車アウディの故障で
ある年のオフに、井納投手は愛車のアウディが故障してしまいます。
愛車の代わりに届いた代車は、自分の愛車よりもグレードが高いということで気分も高揚してしまったそうです。
井納投手は、
「代車の方がいい車なので、楽しかった。このままの方が良かったかもしれないですね」
無事に修理され、戻ってきた愛車を見て、寂しそうに愛車を裏切る発言をしたのです。
ただ、本題はここからです。
なんと井納投手は、あまりにも代車がお気に入りだった為、あり得ない距離を乗り回したのです。
その走行距離は、3週間でなんと約4000キロ!
単純計算で1日あたり約190キロを走行したことになります。
一体、どこをどんな目的で走ればそんな距離になるのか・・・。
井納投手は、「自主トレで球場やゴルフに行っただけなんですけどね」と、逆に不思議そうにしていたそうです。謎すぎますね。
宇宙人と呼ばれてしまうのも納得です!笑
ちなみに井納投手は「脱宇宙人」を公言したこともありましたが、結局横浜を退団する最後まで宇宙人の愛称は消えませんでした。
巨人に行っても、ヤクルトに行っても、あの不思議キャラで宇宙人の愛称は継承されていくことでしょう。