漫画「ドカベン」、「あぶさん」など野球系マンガの大御所としてで知られる漫画家の水島新司さん(81歳)が、漫画家を引退することが2020年12月1日に所属事務所が発表しました。
気が付けば80歳を超える超がつくベテラン漫画家になっていた水島新司さんですが、生涯漫画家として燃え尽きると思っていたファンにとっては衝撃のニュースであったことでしょう。
この時期の引退には何か特別な意味があったのでしょうか?
目次
水島新司の引退理由は?病気や持病
今年で81歳になった水島新司さん。
今回の引退報道を巡っては、様々な理由が憶測として飛び交っています。
水島新司さんの引退コメントには、具体的な理由は書かれていません。
「昭和33年(1958年)18歳で漫画家としてデビュー。今日まで63年間頑張って参りましたが、本日を以て引退することに決めました。長年お世話になった出版関係者の皆様、漫画界、野球界、作画スタッフ、そしてなによりも作品を支えてくれた読者の皆様、本当にありがとうございました。これからの漫画界、野球界の発展を心よりお祈り申し上げます」
一部では健康的な理由ではないか?という声が出ており、その節が有力とされています。
実際に近年、水島さんは「体調不良」を理由に「にいがたマンガ大賞」の最終審査員を2015年に辞任しているのです。
当時の報道では、
辞任の理由について、自ら体調を崩したことなどを挙げ、今後は漫画の連載を中心に活動していくとしていた。
と審査員を辞任するほど体調を崩していたことが明らかになっています。
そして2018年に「ドカベン」が完結、同年8月には「あぶさん」の読み切り版が発表されています。
この時期以降(2018年8月以降)から水島さんの”新作”がアナウンスされていないことを踏まえると、、漫画が描けない程に体調が悪化したことが安易に想像できます。
また、健康的な理由以外にも、長年連載を続けた「ドガベン」が終了したのも理由の1つと憶測されています。
ドガベンが最終回を迎えたことも引退の理由?
2018年についに完結してしまったドガベンシリーズ。
70年代から平成の終わりまで続いただけでなく、常に注目を集め続けたロングセラー漫画でありました。
水島さんはドガベン意外にも「あぶさん」が人気で話題となっていましたが、ドガベンが完結したのと同じ年に打ち切りとなってしまいました。
もしかしたら、ドガベンが終わったことが、水島さんの中でモチベーションの維持が難しくなったなどあったのかも?という説もあります。
吉祥寺の豪邸は今後どうするのか?
水島新司さんといえば、吉祥寺に住んでいることで有名ですね!
驚異的な広さと圧倒的な門構え、さすが売れっ子漫画家ですね!
お値段にして軽く数億はすることでしょう。
ちなみに吉祥寺には水島さんだけでなく、楳図さんも住んでいるということで、漫画家マニアの間では二人の豪邸を見るために吉祥寺まで訪れる人もいるそうです。
これから引退するということで、この豪邸はどうするつもりなのでしょうか。
水島さんが引退することへの反応
・ユニークな個性を持つ魅力的な数多くのキャラクターが躍動する誌面の虜になっていました。永い間野球漫画の第一人者として不動の人気を誇りましたね。先生の作品に憧れ、野球選手を目指した少年達は数知れないでしょう。水島先生、本当にお疲れ様でした。
・元野球少年です。リアルさを求める作品が多い通常の野球漫画とは違って個性的で、それぞれのキャラクターがとても魅力的に描かれていたドカベンは楽しく読ませて頂きました。長い間、本当にお疲れさまでした。
・ドカベン、大甲子園は当時球児の私にとってはバイブルでした。影丸投手の背負い投げ投法砂場で練習しました!犬飼知三郎のマウンテンボール試合で投げたら監督に怒られました(笑)青春時代の良い思い出です。野球の考え方、ライバルの存在、全てが凝縮された野球漫画でしたし、大好きでした。水島先生、長きに渡り楽しませて下さいまして本当にありがとうございました。
水島新司の息子の新太郎の現在[画像]
水島新司さんといえば、息子に俳優の水島新太郎さんがいますね!
たけし軍団を経て本格的な俳優として活躍された息子・新太郎さんですが、2000年代前半を最後にメディアに登場しなくなりました。
特に引退宣言をしたわけでもなく、急にいなくなったということで、今でも新太郎さんの現在を巡っては様々な憶測が出ています。
・すでに結婚して幸せに暮らしている
・普通の仕事をしている
などですね。
詳細はまだわかりませんが、父が引退したことで、再び情報が出るかもしれませんね!