2021年の1月にYouTuberのヒカルさんが約2000万円を赤い羽根共同募金に寄付したことが認められ、「紺綬褒章」を受賞したとして話題になりました。

注目されたのは、ヒカルさんが受賞した際に語った”犯罪歴”に関する言及です。

この褒章を授与するには、個人の犯罪歴の有無などが審査の対象になるそうです。

ヒカルさんは「いろいろ今まで言われてきましたけれど、僕が犯罪歴ないのこれでようやく認めてもらえるんちゃう。アンチの皆さん、これをいただけるくらいクリーンな経歴なんで」と話したのです。

最近になってヒカルさんのことが好きになった人からすると、なぜヒカルさんが自分の犯罪歴の潔白を語りたがるのか?

謎だと思います。

実は、ヒカルさんは過去に”バリュー騒動”と呼ばれる炎上事件を起こしており、その事件の内容が一部からは「捕まるだろ」と揶揄され続けた歴史があるのです。

新規のファンの方はきっと意味不明であろう”バリュー騒動”について、簡単にまとめてみたいと思います。

”バリュー騒動”をわかりやく説明。ヒカル史上最凶の炎上事件

ヒカルさんが”バリュー事件”を起こしたのは、今からずっと昔の2017年の8月です。

バリュー騒動は、名前の通りに”バリュー”というサービスに関連した騒動であります。

「VALU」とは何かというと、2017年5月に開始したサービスです。

ビットコインを使った疑似的な株式(VA)を発行して、自分自身の価値を売買できるというものです。

ヒカルさんはそのバリューに仲間のラファエル、いっくんと共にに参加しました。

3人共、人気ユーチューバーという立場もあってか、上場して早々にストップ高での買い注文が続きました。

しかし、上場してすぐにヒカルさんらは自分らのVAを一気に売却。

するとずっと高値だったヒカルらの価値は暴落し、投資してくれた方々に大損の食らわせるという結果になったのです。

結果的にヒカルさんら3人は大炎上

この件についてはヒカルさんは早急に謝罪し、または自分の会社で高値でVAを買い戻し、さらには活動休止を発表するなど対応に追われました。

この事件をめぐっては、ヒカルさんがインサイダー取引をしたのではないか?と、今後逮捕されることを予想する人までいました。

特にヒカルさんが逮捕されるようなニュースはありませんでしたが、活動休止期間の間に、”実は警察の取り調べを受けているのではないか?””捕まっているのではないか?”など無茶苦茶な噂もありました。

VALU騒動の件でヒカルが逮捕される可能性はない

このVALU騒動以降、ファンは”ヒカルが逮捕される?”と心配していたようです。

しかし、ヒカルさんがこの件で逮捕されることはなさそうです。

今回のバリューは特定有価証券等に該当せず、インサイダー取引規制の対象にならないそうです。

(後に説明しますが)ヒカルさん投資を煽るような購入者特典の記載をしていたことに関しても、事実確認ができません。

ヒカルさんがこの事件で逮捕される可能性は、ほぼ0ということです

ヒカルはインサイダーをやったと言われる理由。黒幕に井川拓哉氏?

VALU騒動があった当初は、ヒカルさんが逮捕されてしまうのではないか?と心配の声がありました。

なぜ、ヒカルさんが捕まるかもしれないと思われていたかというと、バリューの一連の流れから”インサイダー取引”が疑われたからです。

実はヒカルさんがVAに上場した当初、当時ヒカルさんが所属していた会社・VAZの顧問である井川拓哉氏も大量にヒカルさんらの株を取得。

そしてヒカルさんらが売り払ったのとほぼ同じタイミングに井川拓哉氏も売り抜き、大金を手にしたと言われているからです。

ちなみにインサイダー取引というのは、

会社の役員・従業員・帳簿閲覧権を有する株主などの会社関係者が、その職務や地位によって得た未公開の重要な情報を利用して行う自社株などの取引金融商品取引法によって禁止され、種々の規制が行われ、罰則規定設けられている。内部者取引

というもの。

ヒカルさんらと井川さんらでグルになって組織的に情報を共有して取引をしたのではないか?と噂され、インサイダー取引が疑われたということです。

また、VAを売り払う前日8月14日にヒカルさんはSNS上で「明日一気にバリューで動く!」と投稿。

ヒカルさんの一声でVAの価値がさらに高騰した直後の8月15日、ヒカルさんらは全VAを売ったという流れだったのです。

さらにバリューの自身のページ内に掲載していた「優待(保有者が受けられる特典)」についての記載を削除していたとのことで、計画通りの確信犯という印象を与えてしまったのです。

ヒカルはインサイダーを否定。井川拓哉氏と「優待」記載の件の説明

ネット上でインサイダー疑惑が出て炎上すると、ヒカルさんはすぐに噂になっていることに対して反論しました。

Twitterの特性上、長文の投稿ができないということで、自分のスマホのメモ帳に経緯の説明を書いてスクショを打ってツイッター上にアップする形で説明しました。

まず、井川氏のインサイダー疑惑については、「僕たちが井川さんと連携して、井川さんに儲けさせたかのような事実はありません」と否定。

「優待」記載と削除については、初期設定時に入力していた優待履歴がタイムラインに残ってしまっていただけだったと説明。

実際にVALU販売開始時点では記載はなかったとの声もあり、この部分はヒカルさんの言い分が事実だったようです。

ヒカルはすぐに謝罪し活動休止を発表。”誰が一番価値のあるかを競う”との企画だった

バリューに関する一連の動きで大炎上状態になると、普段はクールなヒカルさんもさすがにTwitterで誠意を込めた謝罪文をアップしました。

そして、今回は僕の行動や言動により多くのファンや視聴者の皆さん、普段から関わってくださっている方々にご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。 お騒がせして本当にすみませんでした。 今後はこのような事がないようにしっかりと自分の行動に責任を持って活動していきます。 引用:ヒカルTwitter2017年8月17日

今回のバリュー騒動の発端は、ヒカルさんとラファエルさんといっくんさんで、「自分たちの価値を比べて、誰が一番価値のある人間かを競う」という動画の企画だったと説明されました。

さらに、売却したVAは過去最高値で“自社株買い”を行うと発表しました。

インサイダーでお金儲けをするメリットがなかった事実。利益は寄付する予定だった

ヒカルさんが「わざわざ数千万のために自分の信用を落とすような小銭稼ぎはしません」と言うように、実際に当時からの3人の人気を見ているとVALUで悪いことをするメリットは見当たりません。

本当に、ただの企画のつもりで、企画を通じて出た利益に関しては寄付するつもりでいたと説明していました。

後日、YouTubeにて髪を黒に染めてスーツを着た3人が登場。

そこで、しばらくの間は活動休止をすることを発表しました。

VALU側は3人のVAに対する現在の売買注文を全てキャンセル

この騒動を受けてバリュー側は、利用者保護の観点から、3人のVAに対する現在の売買注文を全てキャンセルすることを発表しました。

また、一連の取引で発生した手数料収入については、VALUと同様のミッションを掲げる組織に寄付することも発表しました。

その後、3人と井川氏のバリューアカウントにアクセスすると「このアカウントの出金を停止しています」との表示が出るようになり、VAの換金などが一時的に停止されるような状態となっていました。

VA側の迅速な対応も、また素晴らしい騒動でありました。

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