2008年頃のランキングです。
投票形式は選考委員は179名で、当時の投票用紙によると自薦他薦問わず各自20人ずつ候補者を推薦する方式だったそう。同業のミュージシャンやジャーナリスト、プロデューサー、レコード会社関係者など。
投票に関わったアーティストにはオアシスのリアム・ギャラガー、キース・リチャーズ、コールドプレイのクリス・マーティンなどイギリスロックの大御所もいれば、メタリカのジェームズ・ヘットフィールド、ロバート・プラント、オジー・オズボーンもいました。
さらには日本人のヨーコ・オノさんまでもがいます。
その他、リンゴ・スター、ロッド・スチュワート、ジンジャー・ベイカー(元クリーム)、デンジャー・マウス、ブルース・スプリングスティーン、ビリー・ジョエル、フリートウッドマック、イギー・ポップ、アリス・クーパーなど古き良きロックを支えたメンツも関わってます。
ジャスティン・ティンバーレイクのような若い感覚のミュージシャンも投票に参加してみたいですが、全体的にはストーン誌好みのオルドロックなメンツばかりです。
ローリングストーン誌が選ぶ最も偉大なシンガー100/100 Greatest Singers of All Time
順位 | アーティスト名(英語) | アーティスト名(日本語) |
---|---|---|
1位 | Aretha Franklin | アレサ・フランクリン |
2位 | Ray Charles | レイ・チャールズ |
3位 | Elvis Presley | エルヴィス・プレスリー |
4位 | Sam Cooke |
サム・クック |
5位 | John Lennon | ジョン・レノン |
6位 | Marvin Gaye | マーヴィン・ゲイ |
7位 | Bob Dylan | ボブ・ディラン |
8位 | Otis Redding | オーティス・レディング |
9位 | Stevie Wonder | スティーヴィー・ワンダー |
10位 | James Brown | ジェームス・ブラウン |
11位 | Paul McCartney | ポール・マッカートニー |
12位 | Little Richard | リトル・リチャード |
13位 | Roy Orbison | ロイ・オービソン |
14位 | Al Green | アル・グリーン |
15位 | Robert Plant | ロバート・プラント(レッド・ツェッペリン) |
16位 | Mick Jagger | ミック・ジャガー |
17位 | Tina Turner | ティナ・ターナー |
18位 | Freddie Mercury | フレディ・マーキュリー |
19位 | Bob Marley | ボブ・マーリー |
20位 | Smokey Robinson | スモーキー・ロビンソン |
21位 | Johnny Cash | ジョニー・キャッシュ |
22位 | Etta James | エタ・ジェイムズ |
23位 | David Bowie |
デヴィッド・ボウイ |
24位 | Van Morrison |
ヴァン・モリソン |
25位 | Michael Jackson | マイケル・ジャクソン |
26位 | Jackie Wilson | ジャッキー・ウィルソン |
27位 | Hank Williams | ハンク・ウイリアムズ |
28位 | Janis Joplin | ジャニス・ジョプリン |
29位 | Nina Simone | ニーナ・シモン |
30位 | Prince | プリンス |
31位 | Howlin' Wolf | ハウリン・ウルフ |
32位 | Bono | ボノ(U2) |
33位 | Steve Winwood | スティーヴ・ウィンウッド |
34位 | Whitney Houston | ホイットニー・ヒューストン |
35位 | Dusty Springfield | ダスティ・スプリングフィールド |
36位 | Bruce Springsteen | ブルース・スプリングスティーン |
37位 | Neil Young | ニール・ヤング |
38位 | Elton John | エルトン・ジョン |
39位 | Jeff Buckley | ジェフ・バックリィ |
40位 | Curtis Mayfield | カーティス・メイフィールド |
41位 | Chuck Berry | チャック・ベリー |
42位 | Joni Mitchell | ジョニ・ミッチェル |
43位 | George Jones | ジョージ・ジョーンズ |
44位 | Bobby "Blue" Bland | ボビー・ブルー・ブランド |
45位 | Kurt Cobain | カート・コバーン(ニルヴァーナ) |
46位 | Patsy Cline | パッツィ・クライン |
47位 | Jim Morrison | ジム・モリソン(ザ・ドアーズ) |
48位 | Buddy Holly | バディ・ホリー |
49位 | Donny Hathaway | ダニー・ハサウェイ |
50位 | Bonnie Raitt | ボニー・レイット |
51位 | Gladys Knight | グラディス・ナイト |
52位 | Brian Wilson | ブライアン・ウィルソン |
53位 | Muddy Waters | マディ・ウォーターズ |
54位 | Luther Vandross | ルーサー・ヴァンドロ |
55位 | Paul Rodgers | ポール・ロジャース |
56位 | Mavis Staples |
メイヴィス・ステイプルズ |
57位 | Eric Bourdon |
エリック・バードン |
58位 | Christina Aguilera |
クリスティーナ・アギレラ |
59位 | Rod Stewart |
ロッド・スチュワート |
60位 | Bjork |
ビョーク |
61位 | Roger Daltrey |
ロジャー・ダルトリー |
62位 | Lou Reed |
ルー・リード |
63位 | Dion |
ディオン |
64位 | Axl Rose | アクセル・ローズ(ガンズ・アンド・ローゼズ) |
65位 | David Ruffin |
デヴィッド・ラフィン |
66位 | Thom Yorke | トム・ヨーク(レディオヘッド) |
67位 | Jerry Lee Lewis |
ジェリー・リー・ルイス |
68位 | Wilson Pickett |
ウィルソン・ピケット |
69位 | Ronnie Spector |
ロニー・スペクター |
70位 | Gregg Allman |
グレッグ・オールマン |
71位 | Toots Hibbert |
トゥーツ・ヒバート |
72位 | John Fogerty |
ジョン・フォガティ |
73位 | Dolly Parton |
ドリー・パートン |
74位 | James Taylor |
ジェームス・テイラー |
75位 | Iggy Pop |
イギー・ポップ |
76位 | Steve Perry |
スティーヴ・ペリー(ジャーニー) |
77位 | Merle Haggard |
マール・ハガード |
78位 | Sly Stone |
スライ・ストーン |
79位 | Mariah Carey |
マライア・キャリー |
80位 | Frankie Valli |
フランキー・ヴァリ |
81位 | John Lee Hooker |
ジョン・リー・フッカー |
82位 | Tom Waits |
トム・ウェイツ |
83位 | Patti Smith |
パティ・スミス |
84位 | Darlene Love |
ダーレン・ラブ |
85位 | Sam Moore |
サム・ムーア |
86位 | Art Garfunkel |
アート・ガーファンクル |
87位 | Don Henley |
ドン・ヘンリー(イーグル) |
88位 | Willie Nelson |
ウィリー・ネルソン |
89位 | Solomon Burke |
ソロモン・バーク |
90位 | The Everly Brothers |
エヴァリー・ブラザーズ |
91位 | Levon Helm |
リヴォン・ヘルム |
92位 | Morrissey |
モリッシー |
93位 | Annie Lennox |
アニー・レノックス(ユーリズミックス) |
94位 | Karen Carpenter |
カレン・カーペンター(カーペンターズ) |
95位 | Patti LaBelle |
パティ・ラベル |
96位 | B.B. King |
B.B. キング |
97位 | Joe Cocker |
ジョー・コッカー |
98位 | Stevie Nicks |
スティーヴィー・ニックス |
99位 | Steven Tyler |
スティーヴン・タイラー(エアロスミス) |
100位 | Mary J. Blige |
メアリー・J.ブライジ |
2019年にTwitterでランキングの正当性を巡って議論?
このランキングが発表されたのは2008年ですが、その11年後の2019年9月21日に、TwitterでClassic Rock In Picsが「このランキングどう思う?」とツイートし蒸し返しました。
そのツイートを発端にTwitter上で2万件を超えるやり取りが発生。
このランキングの内容に対して物議を醸すことが多くあったことから、今後改訂版が出されることが予想されます。過去にギタリストの方のランキングの評判が悪かったことから改訂版を出したという過去があったので。
ただ、その議論に関わった多くが若者で、2008年と2019年では時代が異なることから、単純な世代のギャップが暴走しただけとの見方もあります。