川田亜子はなぜ自殺?元彼・谷口元一＆マットと遺書。ｶﾞｰｼｰと安住の告白

2024年5月4日 16分25秒

川田亜子さんは2003年からTBSのアナウンサーとして活躍し、2007年からはフリーアナウンサーとして活動されていました。

新人時代から注目を浴びたアナウンサーで、中堅になった後はバラエディ番組で活躍し、晩年はフリーとして堅い番組にも出演していました。

2008年に自殺してしまった彼女ですが、川田さんの死の真相を巡ってはネット上でさまざまな憶測や都市伝説が出ています。

今日は川田亜子さんが生前どのようなアナウンサーだったのか？ということと、現在までにネットに溢れている彼女の死の都市伝説について書いてみたいと思います。

若くて才能溢れる川田亜子アナウンサー。学歴もTBS入社後の経歴も華麗！

29歳の若さでこの世を去った川田亜子アナウンサー。

生前の彼女がどのようなアナウンサーだったのか、簡潔に振り返ってみたいと思います。

本名	川田亜子
愛称	あこちゃん
生年月日	1979年1月17日
出身地	石川県金沢市
身長	163センチ
没年月日	2008年5月25日（29歳没）
出身小学校	金沢大学附属小学校
出身中学校	金沢大学附属中学校
出身高校	盛岡白百合学園高等学校卒業（在学時にアメリカ留学）
出身大学	白百合女子大学文学部
資格	英語検定2級。フランス語検定2級。秘書検。
趣味	スポーツ観戦。将棋。愛犬の散歩。
好きな色	白。ピンク。
好きな食べ物	母のコロッケ

都会的なイメージが強かった川田亜子さんですが、実は石川県出身です。

実家は裕福で、お嬢様として育てられました。

兄弟は上に兄が2人と、男兄弟に囲まれた環境で育ちました。

負けず嫌いでお嬢様気質なオーラは、男兄弟2人に可愛がられたせいかもしれませんね。

また、男心を掴むのが上手な面も、兄弟の影響があったことでしょう。

美人の小悪魔キャラでバラエディの人気者に！

大学生の頃の川田亜子さんはスチュワーデスに憧れていました。

語学の勉強のために英国圏に海外留学も経験されており、アナウンサーになった後は語学力の高さも仕事に活かしていました。

フランス語も得意とし、ある番組ではフランス語を披露する一幕もありました。

アナウンサーになったきっかけは、大学生の頃に起きた同時多発テロです。

911にたまたまニューヨークに居合わせた川田亜子さんは、世の真実を伝える仕事に魅了され、その後にアナウンサーを目指すこととなります。

そして2002年にTBSに見事に入社、なろうと決めてからすぐに実現させてしまった点、当時の彼女のポテンシャルがいかに高かったかが伺えます。

新人時代から美人アナウンサーとして評判になり、バラエディ番組ではおねだり上手な悪女のキャラで茶の間の人気者となりました。

爆笑問題の「バク天」では、アシスタントの立場でありながら、彼女の持ち味が出る企画が持ち込まれ、”美人のわがままはどこまで通用するのか？”という検証で、自分の魅力を全面に出し、数々のわがままを実現させました。

バラエディでの活躍で認知度が広がり人気者になった川田亜子さんでしたが、同時に”魔性の女””高飛車”というキャラを背負うことになってしまいました。

かつての自分が目指したジャーナリズムな方向とは逆を行ってしまったのです。

本当は報道系の堅い仕事に憧れていた？フリー転身でやりたい仕事を目指した

もともとは911のテロに衝撃を受け、ジャーナリズムな仕事を志した川田亜子さん。

しかし、アナウンサーとしてTBSに入社後は、社会的なテーマの仕事はほとんどなく、基本的にはバラエディのアシスタントばかりでした。

川田亜子さんは2007年3月23日でTBSを退社し、芸能事務所”ケイダッシュ”に所属し、フリーアナウンサーに転身しました。

フリーになってからの川田亜子さんは、かつて憧れていた報道系の番組中心に活躍されました。

しかし、仕事の面で充実していたかと思われた矢先に自殺をしてしまったのです。

川田亜子さんが自殺した理由に関しては、仕事の面での不安や葛藤があったという説もありますが、フリーに転身したことでそれらは解消されていたという見方もできます。

ある報道では”異性関係”と報じるところもありました。

川田亜子は29歳の若さで練炭自殺。亡くなる直前のブログや出演番組での様子から精神病が疑われる

TBS時代は仕事の面でストレスを抱えていた川田亜子さんですが、フリーに転身してからは、キャスターなど自分のやりたい仕事もできるようになりました。

しかし、フリーに転身して1年ちょっとで自殺という形で亡くなりました。

2008年5月26日の早朝に川田亜子さんは東京都港区海岸の路上に駐車していた白いメルセデス・ベンツ車内（社有車）で、倒れていたところを発見され、車内から練炭が発見されたことで、”自殺”だと断定されました。

車内には家族、仕事、恋人に宛てた３つの遺書も発見されました。

自殺の原因に関しては、当時は仕事の悩みではないか？という説がありました。

川田亜子はブログで病み系投稿。細木数子に”悪役の葛藤”を見破られ号泣

川田亜子さんの自殺の理由に関しては、仕事の悩みが原因で精神的に参ってしまっていたとの説が有力でした。

フリーに転身する前の2006年には、「細木数子のズバリ言うわよ」で共演した細木数子さんに、

「悪キャラを局から押しつけられてるんでしょ。そして、それを甘んじて受けて、やりこなす中で守ってくれる人が周りにいないね？　ちょっと、心に悩みがスゴくあるね？」

「悪キャラのイメージになって、孤独なポジションに入ってるんじゃないの？」

「公私混同しちゃダメ。仕事が来たら、悪キャラを大いに演じなさい。いいのよ、ビジネスなんだから。悪キャラに甘んじなさい。終わったら、パッとチェンジして」

「あなたほど美しく、しっかりしたお嬢さんがモテないわけないのよ。自信持ってやりなさい。泣いてちゃだめだ。泣くぐらいなら辞めなさい。歯をくいしばってやりこなす根性があって超一流のアナウンサーになる」

などと、当時の川田さんが悪役を全うする圧に苦しんでることを見破り指摘し、川田亜子さんは細木さんの言葉に涙を流していました。

この後の2007年にTBSを退社し、同年の春からフリーとして自分が本当にやりたかった仕事に励みました。

それでも、2008年の春先に、自殺という形で死去してしまったのです。

亡くなる前にブログで闇っぽい記事を多く投稿し、精神的にかなり苦しんでる様子がわかっています。

「先週から口が回らなく、どうしたものかと悩んでおりました。普段から喋りがなめらかとは言えない私にとっても心配であり、不安が押し寄せてきます。特に心あたりもなく（中略）人生は無常ですね」（5月7日）

「いつもの私がまだ見つけられません」（5月8日）

「母の日に私は悪魔になってしまいました」「産んでくれた母に、生きている意味を聞いてしまいました。母の涙が私の涙がとまりません。母の涙が耳の奥で響いているのです」（5月12日）

「元気になるまで、皆さんとこうしてお話をするのを休憩させていただきます」「やっぱり自分の気持ちが伝えられないのは寂しいですね」（5月14日）

「言葉が･･･出てこないので、今日は書くのをやめようと思います」（5月21日）

「仕事の合間一番苦痛であります。昔は本を読んだりお茶をしたり、ぽーとしたり。楽しかったのに…今はせつないです。豪華なホテルのロビーで優雅に幸せそうにしている方々を眺めてながら、移りゆく景色に胸がきゅーとしめつけられます」（5月22日）※最後の投稿

精神科医は当時の川田さんが「鬱（うつ）と不安を伴う適応障害」だったと診断し、それらの病気が自殺の原因だとされています。

川田亜子の死因は別にある？遺書の存在と都市伝説。元彼・谷口元一やマットとの関係

仕事の悩みで精神的に参ってうつ病を発症し、それが原因で自殺したとの説が強いです。

しかし、現在までに”遺書”の存在や、元彼の証言などから、川田さんを追い込んだモノは他にあるという説が強いです。

一部ネットは、陰謀論、他殺説のような都市伝説まで生まれています。

遺書の内容はマスコミに公開されていませんが、元恋人のマットさんに宛てた遺書の存在も話題になりました。

川田亜子の元彼・谷口元一（ケイダッシュ）と亡くなる直前までの彼氏・マットテイラー

川田亜子さんは2007年にTBSを退社した後は、芸能事務所”ケイダッシュ”に所属し、フリーアナウンサーとしての仕事を貰っていました。

実は当時の川田亜子さんは、所属したケイダッシュのお偉い方であった谷口元一さんと交際関係にあったとされています。

この谷口元一さんには多くの悪評が存在し、彼と交際関係になったことで精神的に苦しめられたのではないか？と憶測されています。

谷口さんという人物は、過去には川田さん以外にも多くの女性タレントや女優さんに近づいていたそうです。

川田亜子さんが亡くなる直近まで交際していた映画監督のマット・テイラー氏は、過去に川田さんと元彼の関係などについて言及していました。

マットさんはあるメディアに向け、川田亜子さんの元彼について語り、彼との関係が川田さんの自殺に繋がったと論しています。

ちなみにマットさんと谷口さんは、川田さんの後にも別の女性が共通の知り合いになるという、何かと縁が強い仲です。

2012年度のミス・インターナショナルの吉松育美さんのストーカー疑惑が話題になりましたが、その際の相手が谷口元一さんだとされ、吉松さんが交際していた相手がマットさんだったのです。

被害の内容は、実家や仕事先に電話をする、仕事場に来る、探偵を使って自分のことを調べるなどです。

吉松さんは、谷口さんを威力業務妨害で警視庁に刑事告訴、あわせて東京地裁に民事提訴しましたが、結果的には全面的に謝罪し、過去の発言の全てを撤回する形となりました。

マットさん曰く、仮に吉松さんが謝罪にせずに裁判が長引いていれば、川田さん件で明るみになっていない部分も裁判を通じて露わになっていたとのことです。

「訴訟を起こしたのは間違いありません。これで真実が、亜子が殺されたという事実が（裁判のなかで）出てくる。（川田さんへの）脅迫や恐喝について、僕はすべて一緒に事実を見ているし、聞いている。これが裁判のなかで公になる」

しかしながらも、マットさんの発言を報じた媒体などは、100%マットさんの肩を持ち、信用していたわけではありませんでした。

マット・テイラーの立ち位置がわかりにくい？谷口元一との関係が怪しい

川田亜子さんの最後の恋人で、谷口さんとストーカー被害を巡って揉めた吉松育美さんとも恋人関係であったマットさん。

彼に関しても謎の点が多く存在します。

川田亜子さんに続いて吉松さんと交際し、2人続けて谷口太一さんと関連していたという流れも不気味です。

「マットと吉松が交際したきっかけは、マットからの誘いです。六本木にある芸能人御用達の複合書店で声をかけたといいます。いつもの手口で、実は川田アナもここで声をかけたのが始まりだったそうです。吉松を誘った時期は、川田アナが亡くなられて少ししかたっていなかったと‥‥」（芸能プロ幹部）

ある週刊誌では、川田さんと別れた後に、川田さんと同じパターンで吉松さんと知り合い、交際に至ったと書かれています。

また、マットさんが谷口さんと金銭トラブルにあったとの記事もあります。

続けて「確かに谷口氏の行為は事実だし、批判されてしかるべき。ただ、吉松の後ろにいるのは、谷口氏が原因で自殺したとウワサされる川田亜子さんの元恋人マット・テイラー。マットと谷口氏の間では、金銭トラブルも生じており、個人感情やしがらみも混ざっている。すべての事実関係が判明するまで『どちらの肩も持てない』というのがマスコミの統一見解なんです」と語る。

川田さんの異性関係のトラブルも気になりますが、マットさんと谷口さんの関係も闇が深そうです。

安住紳一郎は川田亜子から相談。ガーシーは事件の真実を知ってる？

TBS時代に孤立していたという川田亜子さん。

実は同じ時代に、川田亜子さんと共にTBS内で孤立していたアナウンサーがいました。

それは川田さんの先輩である安住紳一郎さんです。

個性が強く、その後にフリーに転身するというそっくりな2人です。

2人の関係はあまり話題になることはありませんでしたが、2018年に安住紳一郎さんがラジオの中で、TBS時代に川田亜子さんから相談を受けたことがあったことを涙ながらに告白していました。

川田亜子は安住紳一郎と組みたかった？突き放してしまったことをラジオで後悔

安住紳一郎さんは2018年5月27日のラジオ番組「安住紳一郎の日曜天国」の中で、

「川田亜子って女性アナウンサーが、私の後輩におりまして。ちょうど、一昨日で亡くなってから10年で。友人とか家族の別れとは、また違いまして...。あの、本当に、もう少し何かできたんじゃないかなと、変わらずにずっと考えています...」

と、10年前に亡くなった川田アナのことについて触れ、当時のやり取りを回想していました。

安住紳一郎さんは涙声で、川田亜子さんが自分に相談しに来たことがあったことを告白し、後悔の念を語りました。

「そのとき、まだ生きていた頃の川田が、夜中に俺のところにやってきて、『安住さん、私も孤立してしまいました。私と組みませんか？』って突然言ったんですよね。たぶん、川田は俺に甘えに来ていただけだと思うんだけども...。

でも、俺は俺で何か、『お前とのやり方は違う。お前は自分のやり方で仕事が煮詰まったんじゃないか』と少し突き放してしまった。そこに対しての後悔がものすごくあって。その後結局、彼女は自殺してしまうんだけど、本当に、その時のことを後悔しています。川田さんのことを大事に思っていた人には、申し訳なく思っています

甘えてきた後輩を突き放し、その後輩が数年後に自殺という流れだったということで、安住さんは突き放してしまった当時のことを思い出しては、自分の対応次第で命が救えたのではないか？と責任を感じていたのです。

このラジオ放送後には、安住さんのことよりも、当時のTBSの閉鎖的な空気を責める声で溢れており、安住さんを攻める声は１つもありませんでした。