嫌われてるイメージがありながらも、第一線から消えない品川祐さん。
昨今では品川さんを支持するファンが多く登場し、粘りつよく我を通す姿は現代の戦士のようです。
そんな品川さんは芸人としてだけでなく、様々な分野で活躍されてきました。
何をしても批判ばかりで、かなり悔しい時期もあったそうです。
しかし、今の品川さんがあるのも、当時の悔しさを糧にしてきたからだそうです。
品川祐は悔しさを糧に!
品川さんが小説家として活動を始めたのは10年近く前です。
当時はブログなどで品川さんが何かに言及するたびに「芸人が気取るな」「文化人のつもり」かと批判が殺到してました。
品川さん本人も当時はいきがっていたと認めてますが、それにしても当時のネットユーザーの品川さんへの反応は凄まじく手厳しいものでした。
あの当時は炎上さえもブランディングになると期待していたそうですが、なかなかうまくいかず、悔しい思いをたくさんしたそうです。
小説を書いた時も、映画を撮った時もそうですけど、本当に正直な話、そっちで名前を上げてテレビのMCができればみたいなことも考えました。逆輸入的な感じで。
でも、小説が売れてもMCの話は来ないし、映画撮っても一向にやらせてくれない。まだダメなのか。じゃ、もっとやらないといけないのか。いろいろな思いが交錯する中で、悔しさのパワーでとにかく前に進む。
この悔しさの根本は、とにかく世に出たい、認められたいという思い。もっと平たく言うと、売れたいという一点です。売れたいけど、ままならない。悔しい。だから、何とかして頑張る。スッと言ってしまうとそういう悔しさの構図でした。ただ、自分としてはすごくしんどい日々でしたけどね。
今も、悔しさのパワーはあるんです。ただ、若い頃とは種類が違うというか。たとえば、面白いものを見た時に「うわ、こんなのがあるんだ…。オレも面白いものを書かなきゃ」と思う。テレビで面白い人を見たら「オレも面白いことを言いたい」と思う。引用元:Yahoo!ニュース
当時の品川さんは「わかる奴だけが分かれば良い」という突っ張った姿勢に見えましたが、実は普通に「売れたい」という気持ちがあったそうです。
あの頃の悔しさをパワーに変えて、しんどい時期を乗り越えたそうです。
実際に今では映画作品も認められて、芸人としても評価が回復しています。
トゲトゲしていたあの頃の品川さんも愛おしいですが、苦しさ悔しさを乗り終えた人格者としての彼も、また別に魅了がありますね!
品川祐のプロフィール・経歴
生年月日:1972年4月26日生まれ
出身地:東京都出身
経歴:NSC東京校1期生。95年、同期の庄司智春とお笑いコンビ「品川庄司」を結成。
小説家として品川ヒロシ名義で小説「ドロップ」「漫才ギャング」。
映画監督として「ドロップ」(2008年)、「漫才ギャング」(11年)、「サンブンノイチ」(14年)、「Zアイランド」(15年)
ユーチューブチャンネル、オンラインサロン「シナガワえんためクリエイト」などで活動の幅を広げている。
2020年春の沖縄国際映画祭でプレミア上映が予定されている映画「リスタート」では監督に加え、クラウドファンディングでの資金集めにも初挑戦。
クラウドファンディングは9月30日まで行われている。