近年、米津玄師さんを筆頭にボカロ系アーティストが話題になってます。

打ち込みの大物・岡崎体育さんは、打ち込みでの作曲の自由度を散々訴えてきました。

2020年現在、注目なのは新譜「盗作」をリリースしたばかりの”ヨルシカ”です。

2019年から発表した曲が多く再生され、米津玄師2世のボカロ系ミュージシャンとの呼び声も。

ただ、実はこのヨルシカは、顔出しをしないスタイルで活動していることでも有名です。

彼らが顔出しをしない理由を調べてみましたが、しっかりと芯のある考えで感心しました。

目次

ヨルシカのsuisとn-bunaが顔出ししない理由

ボーカルのsuisさんと作詞作曲のn-bunaさんの二人がメインのヨルシカ。

サポートメンバーは過去に普通にバンド活動をしていた”顔出し済み”の方々ですが、suisさんとn-bunaさんの二人は違います。

なぜ、ヨルシカの二人は顔出しをしたくないのかというと、n-bunaさんの信念で、音楽を見た目で聴いてほしくないというのがあるみたいです。

「視覚で得た人物の情報が入ることで音楽を聴いた時の印象が変わってしまう」

それが嫌で、顔出しをしない方針にしたそうです。

過去にn-bunaさんはインタビューで、

1つの作品に対して「これはいい作品だ」ってことだけを考えて聴いてほしい。もちろん、人が前に出てくるような音楽も僕は好きで、昔からバンドが大好きだし、ミュージックビデオとかで楽器を弾いてる姿も好きだし感動するんですけど、自分の目指す表現はそこじゃないんですよね。大好きなものと作りたいものは違うと言うか。だからMVにしても僕たちが前に出るのではなく、映像作品として音楽とセットで聴いてもらうものにしていて。

出典:音楽ナタリー

と答えていました。

最近では見た目を気にしすぎたミュージシャンや、握手会などの非凡なサービス、または風変わりなコールアンドレスポンスでミュージシャンの個性が分かれている風潮がありましたが、ヨルシカでは純粋に音楽から余計な情報を加えずに、必要な映像などの世界観で勝負したいということですね。

suisとn-bunaは年齢も出身地も非公開

顔出しをしてないだけでなく、さらには個人の年齢や出身地なども非公開です。

かつてのビジュアル系のような方針ですね。

顔の印象だけでなく、音楽をしてる人の情報が増えることで、その音楽に色が付くのを嫌がっているのでしょう。

新しい試みだと思うので、今後業界でどのような立ち回りをするのか楽しみです。

もしかしたら同じ売り出し方を真似する若手が増えるかもしれませんね!

ライブは顔が見れるチャンスだがチケットの倍率がエグい?

ヨルシカに限ったことではありませんが、ボカロP出身のアーティストは、ライブ自体が少ない方が多いです。

ヨルシカのライブに行けばsuisさんとn-bunaさんの顔を拝めるかもしれませんが、ライブ本数自体が少ないですし、今後もペースが増える雰囲気はなさそうです。

実際にデビュー後のライブはほんの数本のみです。話題が凄まじいので、その時のチケットさえも入手するのが難しかったそうです。2019年の月光ツアーは倍率がえぐかったそうです。

仮にライブに行けたとしても、今後は顔出しをしない演出の元で行われる可能性が高いです。

2019年のライブでは強烈なスモークがかかっており、二人の顔がはっきりとは確認できなかったそうです。

ちなみに2019年にファンクラブが設立されたので、今後の人気を考えて、チケットを取るなら入会しておいた方が良いかもしれません。

ヨルシカはライブでも顔出ししない?

現在までにハッキリとした顔写真が流出してない背景もあるので、次回からは映像のみであったり、カーテン越しにシルエットだけの演出になる可能性だってあります。

彼らのライブのコンセプトは、”本人たちよりも映像を大事にしていて、劇場で物語を見る”というような内容です。

昔のライブの顔出し写真。suisは美人、n-bunaはイケメンと断定?

顔出しをしないヨルシカですが、実は過去にsuisさんとn-bunaさんのライブ写真がネットに上がったことがあります。

2016年のn-bunaさんのライブイベントに、suisさんがゲストとして歌ってる姿です。

suisさんとn-bunaさんがヨルシカとして本格的に活動する前のライブでの写真です。

こうやってみると、suisさんはかなり端正な顔立ちをしており、美人の要素たっぷりです。

ヨルシカのライブでsuisとn-bunaの顔を見た人の感想[綺麗][男前]

基本的にヨルシカのライブはスモークが強く、おぼろげにしか顔は見れません。

それでもライブに参加された方は、ボーカルsuisさんに対して「明らかに美人」という感想が多いです。

月光ツアーでsuisさんの顔姿を見たという人は、「透明感あって美しかった」と言っていました。

ギターのn-bunaさんはライブだと神々しい雰囲気だとか。ライブテーマでたまたまそう見えたのか、元々そういう雰囲気の方なのかは不明です。

n-bunaさんに関してはハッキリと「イケメン」という感想が多いので、suisさんよりもスモークが弱いのでしょうか?笑

n-bunaさんの後ろ姿だと噂の写真があります。

本当にn-bunaさんだとしたら、爽やか系イケメンのオーラを感じますね。

現在の時点でsuisさんのハッキリとした顔が写ってる写真は存在しません。しかし、n-bunaさんらしき方だと思われる写真は存在するのです。

n-bunaの顔写真は本物?

ボカロ時代のライブで会ったことがある人は、n-bunaさんがアンジャッシュの渡部さんに似てたと証言してます。

そして、以前にネットで見つけたn-bunaさんらしき方の写真がこちらです。

確かに渡部さんに似てますし、本人の顔である可能性は高いですね!

まだ本人と確定してわけでないですが、今後、活動を重ねていく中でうっかり流出してしまう日が来てしまうかもしれません。

ヨルシカの経歴・プロフィール

2017年に結成。n-bunaのライブに参加したことで交友を深めたsuisさんと共に結成。

「ヨルシカ」の名前の由来はファーストミニアルバム「夏草が邪魔をする」に収録されている「雲と幽霊」の歌詞の「夜しかもう眠れずに」の部分から来ている。

2017年に結成してすぐにYouTubeやニコ生で人気者になる。

2018年5月に発売したアルバム「負け犬にアンコールはいらない」はオリコン5位を記録。

2019年に発売されたアルバム2枚「だから僕は音楽を辞めた」と「エルマ」は、アンサーアルバムとしての繋がりがあり明確な親和性を持って話題になる。

同年、ファンクラブ「後書き」を創立。謎に包まれらヨルシカのプライベートなブログが見れるとか。

suis(ボーカル)について知ってること

昔から初音ミクや鏡音リンが好きだった。

ミュージカルを見に行くのが好き。特にミュージカル女優の宮澤エマさんが大好き。

特に音楽の勉強をしたことがない。

ボーイッシュで女性らしさはないそう。

n-bunaさんはsuisさんに対して敬語が多いので、もしかしたらn-bunaさんよりもsuisさんの方が年上かもしれません。

n-buna(ギター/作詞作曲)について知ってること

岐阜県出身の方です。

中学2年で初めてのエレキギターを買い、その頃から音楽活動をしていたそう。

学生時代は母から買ってもらったノートパソコンの音楽ソフトで音楽を作る。軽音楽部に所属するとそこでも打ち込みを使用し時代の最先端を行っていたそう。

ヨルシカより前はボカロPとして音楽活動。主にニコ生などに作品を投稿していた。

2012年に「アリストラスト」という曲を投稿して以降、評判が良く続けて投稿するようになる。

2013年に「透明エレジー」がニコ生のVOCALOIDのデイリーランキングで1位を獲得。

ヨルシカのおすすめ定番曲

GReeeeNのような顔バレなしで売れ続ける例

打ち込みの音楽が認められ続ける限り、ヨルシカのようなアーティストは今後多く出てくると思います。

顔出しなして売れたミュージシャンといえばGReeeeNが記憶に新しいですね。

当初は全員が歯医者さんになることができたら顔出しをすると約束していましたが、結局現在までに顔出しをせずに活動をしてきました。

登場したばかりの頃は「まともにライブもしないで、結局ファンは見た目だし飽きられるだろう」と思っていましたが、それは間違いでした。

良い曲を作れば、確実に後世まで聴かれ続けます。

これまでのミュージシャンは、バイトをしながら苦しいインディーズ活動を乗り越えて、ようやくメジャーの契約ができたと思えば、厳しい制約の中で結果を残さないといけないと、選ばれし者しか長く音楽を続けることができませんでした。

しかし、顔出しをしないで、普段は他の仕事をして、自分のペースで音楽を続けることができれば、我慢や貧乏を続けられる人以外でも音楽は続けられます。

今後、ヨルシカのような顔出しNGのミュージシャンは増える?

音楽が売れない時代で、ライブやグッズの収入に依存してるのが現在の音楽業界です。

ライブ集客を成功させるにも良い曲の他に、キャラクターの良さやヴィジュアルの良さがないと厳しいです。

本業の仕事がある人は、絶対に続けた方が良いですし、副業でちょっと小銭が入れば嬉しいという人も多いと思います。

GReeeeNのような大きな成功は難しくても、音楽制作側の仕事をしながら正業も頑張れる環境というのが次世代型なのかもしれません。

きっと、ヨルシカのような顔出ししないスタイルのミュージシャンは、今後もっと増えることでしょう。

 

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