RADといえば、野田洋次郎さんが作り出す世界観のイメージが先行してますが、実はメンバー全員楽器の精鋭隊という事実。

特に武田祐介さんが引っ張る強くてテクニカルな音は目を見張るものがあります。

武田さんといえば、ラッドのヴィジュアル担当的なイメージもありますが、しっかりとプロのベーシストとして高評価を受けてるのです。

目次

RAD・武田祐介のベースの魅力。上手いだけじゃない!

ラッドの曲はリズムが独特。バンドスコアを見えると、とても普通のロックバンドとは思えない音符が踊ってます。

ラッドの曲の裏をキャッチして支えるのはかなり難しいところ。ボーカル筆頭にどのパートも初心者には向かないですね。

踊りたくなるようなアグレッシブなグルーヴ、それを生み出すスラップ・フレーズ・メロディは異世界です。

武田さんは巧みなセンスで楽曲の世界観を描き出します。

武田さんはマーカス・ミラーなど技巧派のベーシストに憧れた影響もあり、それはアレンジにも出ています。

時にはスラップ奏法を駆使します。

独創的で緻密なアレンジは耳に残り、定評があります。

演奏パフォーマンスの特徴

武田さんの魅力はただ演奏が上手いだけでなく、ベースのノリも凄まじく良いです。

ライブではゆったりとした衣装に、揺れるような動きでバンドのグルーヴに華を添えます。

もともとイケメンだということもありますが、見ていて華があって飽きないパフォーマンスも魅力の1つです。

武田祐介の使用機種・メーカー

武田さんはフレットレス・ベースを筆頭に、これまでに多弦ベースを多く使用してます。むしろ、普通の4弦ベースはあまり持っていないです。
メインは主にヤマハのBB-Takeda Custom(5弦)。5弦 プレべ takeda-customというベースです。
武田さんといえばbbのプレベと五弦のイメージが強いですね!
彼の愛用してるBBシリーズは太くてロックな音や粒立ちが良く繊細な音まで多彩に表現することが可能です。
ちなみにコントロールはボリューム、トーン、ピックアップ切り替えスイッチという仕様です。
YAMAHA BB-Takeda Custom
YAMAHA BB-NEII
YAMAHA TRB6PⅡ
Fender USA

エフェクター類・足元

TECH21 SANSAMP BASSDriver DI
TECH21 SANSAMP redripper
MXR BASS Driver+
BOSS ODB-1
DEMETER OptoCompulataor
Providence PEC-04
Crews Maniac Sound DPA-2B
KORG pitchBlack
SOURCE AUDIO Programmable EQ
BOSS FV-500H
ESB DynaVerb

アンプ機材

aguilar GS410
aguilar GS212
aguilar DB112
YAMAHA BBT410S×2
aguilar DB680
エレクトロハーモニクス POWERSLAVE
YAMAHA BBT500H

最初はギターからスタートした

武田さんはもともとベースではなくて、ギターからスタートしたそうです。

だから、あれだけの指の動きができるのか、やはりベーシストも最初はギターが良いのですね!

ちなみに学生時代に入った軽音部は、かなりブラックな部活だったみたいです。

たまたま友達に教えてもらったギターですね。楽器はギターから入ったんです。それが小学6年生のときで。で、中学校に入学してから吹奏楽部に入って。僕の学校の吹奏楽部はけっこうガチな"体育会系!"みたいな感じで、めちゃくちゃ厳しかったんですよ。朝7時に集合してグラウンド外周から始まり、筋トレをやって......ブラック部活っていうくらい厳しかった(笑)

この頃の経験があったからこそ、音楽の学校でしっかりと学ぶことができたのでしょうね。

マーカス・ミラーとジャコ・パストリアスをリスペクト

もともと武田さんは、ギターでバンドを始めたことは、Xなどのコピバンだったそうです。

吹奏楽部の先輩に誘われX JAPANとTHE BLUE HEARTSのコピーバンドに加入し、その後にフェンダージャパンのフレットレスジャズベースを買いバンド活動をスタートさせました。

大学は洗足学園音楽大学ジャズ科卒業。

マーカス・ミラーとジャコ・パストリアスをリスペクト

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