2000年に惜しくも解散した日本が誇る伝説のバンド・BLANKEY JET CITY。
芸能界にも多くのファンを抱え、再結成を熱望することは大昔からずっとありました。
ベンジー、照井さん、中村さんの3人のオリジナルメンバーが現役でミュージシャンの活動を続けており、さらには関係も悪くないということで、いつかは復活できるのではないか?と心のどこかで期待していました。
が、BLANKEY JET CITYに関しては復活を望む声と望まない声が、同じファンの中であり賛否両論です。
先日にアンジーさんがインタビューでブランキーのメンバー3人でスタジオ入りし、新曲を合わせてると発言し、復活の望みが強くなっています。
目次
BLANKEY JET CITY復活はほぼ確定?
最近のブランキーの近況を見てみると、なんとなく復活するに適してる時期のような気がします。
ベンジーさんは嫁さんと離婚して、今は別に暮らしてます。コロナの期間中には部屋に籠もって、ひたすら曲を作っていたそうです。
照井さんは長年続けていたアパレルがひと段落し、ソロ活動を本格化させていました。今年の春に予定していたツアーはコロナの影響で中止になってしまいましたが、音楽に集中したいという意欲が感じられます。
中村さんは昨年2019年の5月に新宿のライブハウスで照井さんと初めての2人のライブを開催。旧友とのガチセッションを楽しんだそうです。照井さんと同様にソロ独奏ツアーが中止になっています。
アンジーがBLANKEY JET CITYの新アルバムリリースに意欲的な発言
そもそも、なぜBLANKEY JET CITYが復活するという話が出回っているのか、ソースは七夕の日にアップされたアンジーさんのインタビューの内容が発端です。
―― Blankey Jet Cityの3人でスタジオに入ったという話もありました。どんなナンバーを一緒にプレイしたのか、もしよければ教えてください。
浅井 新曲ですね。いつかアルバム作りたいですね。3人で。引用元:http://donut.main.jp
「3人でスタジオに入った」
「いつかアルバム作りたいですね、3人で。」
この2つの言葉が、特に強調されるわけもなく、サラッと書かれているのです。
どっかの音楽ライターが取り上げても良いぐらいの発言だと思うのですが、なかなか大きなニュースになりませんね。
ロッキンの圧力?と思っていましたが、流石にそこまで抑える力はないでしょう。
というより、そもそもBLANKEY JET CITYが再結成したとして、過去にアンジーさんと揉めたロッキンとはどんな距離感になるのでしょうか?さすがに10年以上も昔のことなので、多少は許し合えてるとは思いますが。
エルレのようにブランキー復活のチケットも倍率が怖い?
数年前に、長く活動休止していたELLEGARDENが復活ライブを宣言すると、新旧関わらず多くのファンがチケットの抽選に申し込みました。
結果、チケットの倍率が凄まじく、転売屋が多く買い占め、本当に長年ELLEGARDENを待っていたファンにチケットが行き届かないという惨事がありました。
スタジオコーストの四千円もしないチケット40万で売られてたり、ライブグッズもホームレスに並ばせて買い占め、倍以上の価格でフリマサイトで転売と、まさにやりたい放題でした。
ELLEGARDENであれだけの惨事なのですから、BLANKEY JET CITYだったとしたらどうなるのでしょうか?
ライブを行う会場をどの規模にするのか分かりませんが、今のままだとELLEGARDENの時と変わらずに本当にチケットが欲しい人に行き渡らない可能性も出てきます。
思い切ってアリーナかドームの3デイズとかにして、まぁまぁ安心できる?(チケット確保の)感じですかね。でも、そういう箱だとブランキーらしくないですよね、せいぜい武道館ぐらいがにあってます。
安室奈美恵さんは引退ツアーで転売対策に成功していましたが、身分証明書の基準が厳しすぎて正規で購入した健全なファンの中でも入場ができない人が出てくるということがありましたね。
RADWIMPSのように自分らの媒体から買ってもらって当日発行のようなシステムが作れればちょうど良いと思うのですが。個人事務所なのでシステムだけブランキーに貸してあげるとかできないんですかね。
BLANKEY JET CITYが復活する可能性に対する反応
・ブランキーが復活するっておじさんは聞いた!興奮した!
・ブランキーの復活の話はマジなのか?
・ブランキー、復活するん?
・BLANKEY JET CITYが再結成するという噂を聞いて少しときめいたね。
・ブランキーが動いてるというやばい話が出てる!
・仮にブランキーが復活してくれるなら嬉しいが、してく欲しくないような気も・・・複雑だ。
・本当に再結成したらベンジー私をグレッチで殴ってよ
・このサラッとした言い方がベンジーらしくて、尚更期待してしまう。
・この2020年にブランキーの新曲が出るかもしれないとは、ヤバすぎる!
BLANKEY JET CITYの再結成・復活に反対の声も
エックス、イエモン、エルレ、ここ近年は定期的に伝説のバンドが復活を遂げて、興行的に大成功してます。
ロックミュージックのファンの中には、コンスタントにトレンドに上がるという、この立ち位置を嫌う方が多くいます。
1990年から2000年までの10年間を、オリジナルメンバー3人で綺麗に走り抜いてゴールをしたバンド。この2020年の時代に復活してしまうと、ギュッと凝縮した10年間の中身が薄くなるのではないかと懸念してるのです。
そもそも、昔と同じようにパワフルでかっこいい曲を作れるのか、そしてあの頃のようにアクティブで危険なライブはできるのか?という疑問が先に出ますよね。
今は昔よりも色々厳しくなっているので、作詞にせよライブにせよ、90年代の頃にように何でもやりたい放題にはできません。
今は今で大人っぽい渋いブランキーを作り直すのか?と考えた時に、あの10年間のブランキーのイメージの邪魔になることもあるのではないか?とも。