毎年、新潟県湯沢町で開かれる国内最大級の音楽イベント,フジロックフェスティバル。

1997年に初めて開催されて以来、来場者数を順調に伸ばしてきました。

新型ウイルスの影響で、多くのイベントが中止になる中、感染者の数も落ち着き、地方では経済活動も再開され、フジロックはギリギリ開催されるのではないか?と憶測されていました。

しかし、6月の時点でまさかの中止を決定することになりました。

これは23年の歴史の中で初めてのことです。

目次

フジロック初の開催中止。ダメな理由は何?

あのフジロックも、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて今年の開催を断念することが分かりました。

今年2020年のフジロックは、8月21日から23日に開催が予定でした。

が、新型コロナウイルスの感染拡大で主催者側が断念することを決めました。

都心でもなく、少しずつ経済活動も復活してるということで、ファンはきっと開催されると楽しみにしていました。

なぜ、フジロックが開催できないのか、

開催を見送る理由としては、

政府が発表した、

「2mの十分な間隔」

これを確保することが現実的でないこと。

それに加えて、洋楽組を夏に来日させることが難しいことなどが理由とされています。

フジロックは毎年10万人を超える来場者数を記録しているので、湯沢市近辺の経済に与える影響が懸念されています。

フジロック公式のコメント

 「FUJI ROCK FESTIVAL'20 開催延期のお知らせ」のタイトルで、

「フジロックに携わる全ての皆さまの安全と健康を考慮し、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、8月21日(金)22日(土)23日(日)に予定しておりましたFUJI ROCK FESTIVAL'20の開催を断念し、来年の8月へ延期する事にいたしました」

「緊急事態宣言が解除されてもなお世界的に収束の目処は立っておらず、現時点において日本への入国拒否対象地域の拡大など、厳しい制限措置は未だに解除されていません」

「そして、何よりも人々の健康と安全、私たちの生命を脅かすこの危機的な状況を無視することは出来ません」

チケット払戻の期間はいつ?(フジロック)

多くの方がフジロックに期待していましたが、残念ながら開催は見送られる形となりました。

今年はサマソニが五輪の影響で秋にズレるということで、洋楽ファンはこぞってフジロックを狙うと憶測されていました。それが、そもそもフジもやらないなんて、やり切れないですね・・・。

ちなみに購入済みのチケットについては、

「払い戻しの対応をさせていただきます。また、来年のフジロックでも有効となりますので、保有したまま来年ご利用いただくことも可能です」

「払い戻しの詳細等につきましては、近日中にご案内させていただきますので今しばらくお待ちいただけますようお願い申し上げます」

とホームページに書かれています。

チケット払戻期間はまだ正式に公表されてないようです。

夏フェスは全滅?

今年はロッキンも中止、サマソニもなし、フジも中止。ということで夏フェスファンにとっては散々な夏になると思います。

甲子園で吹奏楽の音楽を楽しむこともないですし、音楽好きにとっては辛いですね。

ただ、一部のアーティストが地方で入場者や鑑賞方法を工夫させたイベントをやるのではないか?と期待の声もあります。

けれど、それは夏フェスの楽しみとはほと遠いコンテンツとなることでしょう。

秋頃に開催される予定のサマソニの据置イベントも、今後どうなるかわかりません。

イベントなんてやってる場合ではないのは分かりますが、いつまで耐えれば良いのか。油断して命を危険に晒すわけにはいかないので納得はできるのですが、何か嘆きたくなる気持ちはわかります。

フジロックや夏フェスの開催中止に対するコメント

残念ではありますが、仕方ないですね。屋外とは言え、会場は多くの人が見込まれ、ライブが始まればモラルや理性を保って、三密を防いで鑑賞するなんてまず無理だと思います。出演予定のアーティストやファンは残念だと思いますが、この決断はしょうがないと思います。

これはしょうがないでしょ!海外のアーティストは飛行機の問題とかでそもそも来れないしね。来年に期待しましょう。

国内アーティストが軒並み中止、延期しているので夏フェスが例外ということはないと思った。屋外で風通し良いとはいっても密集した状態や会食が生じるのは避けられないし海外アーティストは入出国自体難しいからね

国内アーティストだって調整難しいやろし、海外アーティストはまず来れないやろから、規模縮小は必至。その上、ひとたびクラスターが起これば、やり玉に挙げられ袋叩きに遭うやろからな。それで無期限休止に追い込まれたら、たまったものではない。賢明な判断やと思うで。

日本は落ち着きつつあるが、海外の状況は未だ最悪。仕方ないね。ライブハウスを陥れるような報道もチラホラとある中で開催したらマスコミは叩きまくる。賢明な判断だったと思う。

海外からアーティストやクルーが大挙して訪れることができる状況じゃないし、国内アーティストだけでやってもな。仮にやるとして、まだ席のあるホールで客同士の間隔空けて、、、とかなら実現性もあるんだろうが、それじゃあ盛り上がらないだろうし、収益も上がらない。野外フェスはある意味際限なく(際限あるけど)人を入れられるから、盛り上がるし収益も上がるんだろうけれど、密室でないとはいえものすごい密集になることは避けられないし、そんな状況で強行開催して感染爆発なんかが起きたらと考えると、主催者側も怖くて開催などできないだろう。

ジロックを毎年楽しみにしている方にとっては、とても残念なニュースだと思いますが大規模コンサートが軒並み中止になると、その売り上げをあてにしている会社にとっては大打撃だと思います。また倒産とか増えなければよいですが、

フライング発表した媒体は、主催者に対する敬意というものは無いのだろうか。信じられない。主催の方にとって、どれだけこの発表が辛かったかと思うと胸が痛いです

野外だし残念でもあるが、移動や宿泊などまだ夏場は厳しい。まして海外渡航など不可の状況。でなくても今年猛暑だろうし、春秋でも、または小規模、いや無観客中継、今までと同じではないウィズコロナの方法を今後も考えてほしい。

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