自分が子供の頃に人気だったアニメといえばテニスの王子様とヒカルの碁。

中学の頃はテニス部と囲碁部に部員が集中してて、明らかにアニメの影響を受けてました。

当時、ヒカルの碁がアニメ化されてましたが、その主題歌がKids Aliveというバンドの「ボクらの冒険」という曲でした。

今聞いてもとても良い曲。

当時、ボチボチのヒットを記録してましたが、その後にバンドの名前は聞かなくなりました。

今思うと、あのKids Aliveというバンドはその後にどうしていたのだろうか?とふと気になりました。

目次

Kids Aliveの解散理由は不祥事?

Kids Aliveは現役の高校生バンドという事で話題を浴びてました。

ボーカルのYutaの歌唱力には定評があり、楽曲もエイベックス産という事で商業的でキャッチでした。

ヒットしたシングル「ボクらの冒険」以降は、売れ行きがよろしくなかったみたいですが、その後に解散になった理由とは直結するのでしょうか?

水商売をしてる友人の話だと、薬関係でメンバーが・・と。しかしニュースを探しても出てきません、当時メンバーが未成年だったという事で報道されなかっただけなのか、ガセネタなのか。

そもそもヒカルの碁の主題歌以降の楽曲は、オリコンチャートの数字がよろしくなかったので、商業的にエイベックス的に契約を切られても不思議ではないですね。

しかし、今になって調べてみると、当時のメンバーが単純に音楽が面白くなくて辞めたとの話があります。会社との折り合いが悪かったそうで、意味不明なルールに縛られて大変だったみたいです。

現在でも当時のメンバーとは会って話、仕事をすることもあるそうです。

ボーカルのYutaはカリスマホスト社長として活躍

ボーカルのYutaさんは中学生の頃にすでに芸能界関係の繋がりを持っており、高校生の頃にバンドでメジャーデビュー、そして高校の終わりの頃にバンドを解散させています。

何とも濃い青春時代を過ごした方だなと思いますが、青春が終わった後も濃いです。

なんと彼はその後にホストに転身。

源氏名は優河として、ホストデビューしてすぐにナンバーワンを獲得したのです。

歌舞伎の人気店「ラファエル」でナンバーワンを獲得したという事が凄いのです。

優河(元Yuta)が在籍したラファエルの凄さ

現在、ホストには「メンキャバ」という、キャバクラのように時間制で料金を取るお店が増えています。

そのメンキャバの元祖となったのが優河さんがホストデビューした「ラファエル」というお店です。

このラファエルというお店は歌舞伎の伝説のお店として語り継がれています。

何が凄いかというと、当時のラファエルのNo.だったホストのほとんどが後に社長として活躍するか、他店でナンバーワンを獲得しているのです。

当時、在籍していたNo.10以内のホストの売り上げが皆100万単位と、レベルが全然違ったのです。

そしてクラブっぽい激しい音楽に合わせたシャンパンコールを主流にしたのも、このお店です。

そんなお店に初心者で入ってすぐにナンバーワンを獲得した優河さんが、どれだけ凄いかって話です。

ホスト社長としてギャルソンを開店

メンキャバの元祖がラファエルと言われてますが、メンキャバを歌舞伎に広げたのは優河さんだと言われています。

ラファエルで売れっ子として活悪した後に、すぐに独立。

優河さんは「ギャルソン」という名前のメンキャバを歌舞伎に出店しました。

その当時の様子はテレビでも特集されてました。募集したホストはみんな初心者という条件で、お店のオープンまでにノウハウを教える21歳の優河さんの姿は衝撃的でした。

お店がオープンした当初は新人ばかりという事で、お客さんを呼べるホストが少なく、ほとんどが優河さんが自分で接客してシャンパンを下ろしてるという状態でした。

優河さんが「(経営側の立場として)シャンパン卸しても全然美味しくねぇじゃん!」と怒ってる姿が放映されてました。シャンパン入れて怒ってる人を初めてみました、それも21歳の青年が。

それでもギャルソンのホストは徐々に育っていき、優河さんはもっと大きなホストクラブをオープンさせます。

そのホストクラブこそが「クラブ プリンス」です。

優河といえばクラブプリンス

ギャルソンの後にオープンさせたクラブプリンス。

大きな箱に豪華な内装。ホストブームに沸いていた歌舞伎町時の中でも異質の存在感を誇ってました。

優河さんのクラブプリンスでの功績は、やはりユニットの成功です。

優河さんはお店に在籍してるホストを集め、歌手時代のコネを使ってユニットをデビューさせたのです。

そのユニットこそが「LOVEドッキュン」で有名な「Club Prince」です。

歌唱力に定評のある優河さんがボーカルを務め、作詞作曲はエイベックスお抱えのプロ。

ホストブームという時代背景にあって売れないはずもありません!

ユニットはミュージックステーションに出演するほど話題をかっさらいました。

現在もホストをベースに実業家

現在の優河さんもホストを経営しながらも、その他多くの飲食店などをプロデュースしてるそうです。

かつては高校生バンドとして期待されていたキッズアライブでしたが、今の成功を見てると、見切りをつけても良かったのかな?と思います。

有名なアニメの主題歌として、そのアニメのファンの間で主題歌は愛され続けているので、優河さんの青春及びキッズアライブは誰かの心の中で永久に生き続けるのです。

子供の頃から、大人、おじさんになった今まで濃度の濃い人生を歩まれていて本当に羨ましいですね。

やはり行動力がある男性というのは憧れます。

余談:プリンスでホストをしていた先輩の話

実は自分の地元の先輩でクラブプリンスで働いてた方がいます。

在籍してたのは2008年から2010年ぐらいですかね。

お店の中でも優河さんのカリスマ性は凄まじかったそうです。

面白かったエピソードとしては、優河さんのミーティングでの”話し方”です。

優河さんは、話しながら、合間に’なぁ’と挟む癖があったそうですが、その癖を多くの従業員が真似していたそうです。

ホストは幹部になると閉店後のミーティングで必ず説教じみたお話をしなければいけないみたいですが、大抵は優河さんの話のテンポや間合いを真似していたそうです。

凄い人って、何をやらせても影響力を持つんですね・・・。

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