現在は女優として活躍している伊藤蘭さん。
彼女が伝説のアイドルグループ「キャンディーズ」の元メンバーであることを知ってる人も、年々減っているようです。
伊藤蘭さんは現在、歌手としての活動も再開させ大きな話題となっています。
久しぶりに音楽の現場に帰ってきた伊藤蘭さんですが、今だからこそ明かせる、キャンディーズ解散に対する心境がネットニュースに取り上げられて話題となっています。
目次
伊藤蘭のキャンディーズ解散41年目の心境
昭和のアイドルといえばキャンディーズですね!
1970年代に一世を風靡した伝説のアイドルグループ「キャンディーズ」。
伊藤蘭さんは元メンバーです。
今になってこそ語られるキャンディーズに対する心境が、色々と感動的です。
78年4月、後楽園球場での伝説の解散コンサート以来、レコーディングもステージに立つことも41年ぶりだった。「赤ちゃんが41歳になるわけですもんね…。すごい(月日)ですよ。芝居をやりながら、結婚もし、子育てもし、気づいたらそれだけの時間がたっていた感じがします」
過去にも所属事務所の社長から「もう一度、歌をやりませんか?」と打診されたことがあったが、「自分が歌う想像がつかない」と断ってきた。しかし、解散から40年を迎えた2018年頃から心境が大きく変化したという。「歌がきっかけでこの世界に入ったのに、このまま歌と疎遠な感じで終わるのは寂しい気がして。キャンディーズの世界観とは違う、自分の歌の世界を持ちたいと思ったんです。60代に入って、年齢的にもできそうなことはやろうと思うようになり、歌とヨリを戻すと決めました」引用元:Yahoo!ニュース
実は音楽活動の復活の話は前々からあったみたいです。
これは意外な事実ですね。きっとファンも知らないことでしょう。
歌を通して違う世界を持ちたいという、その前向きな心意気が素晴らしいですね。
過去の成功に浸るより、新しい物を求めてるということですね!
ツアーを控え、ミキこと藤村美樹さん(64)が力を貸してくれた。過去の映像を見ながら2人で振り付けを確認。「1人じゃ思い出せなくて、美樹さんに言ったら『一緒に思い出そう』って。この間集まって、やってみたけど、2人で落ち込んだの(笑い)。『蘭さん、大変ね』なんて言いながら」。スーこと田中好子さん(享年55)が11年に天国に旅立った今、かけがえのない存在。伊藤は「素の自分に戻れるんです。年を重ねても、当時の自分に戻ることができる。美樹さんが頼りです」と感謝する。
キャンディーズは73年9月に「あなたに夢中」でレコードデビュー。78年4月までの約4年半、アイドルシーンをけん引し、芸能界をすい星のごとく駆け抜けた。
「グループだから支え合って乗り切れたと思う。1人だったら波にのまれていたかもしれない。(仲の良さが力になったのは)間違いないです。協調性がある3人だったので、楽しい思い出しかない。自由時間がないとかはあったけど、恵まれていたと思う。日本中が熱い時代。私たちもその熱気に引っ張られて、声援を追い風にして上っていけたんだと思います」
人気絶頂の77年7月、日比谷野外音楽堂のコンサート中に突如、解散を宣言した。当時22歳。「普通の女の子に戻りたい!」は流行語にもなった。「人生の岐路に立つ年齢。若かったですけど、自分の人生、今後の生き方を、3人それぞれが見つめていたのかもしれない。(周りの大人たちは)まさかと思ったと思うけど、不思議と否定されることはなかったです。『そうだろうね』と、納得する声も多かった。大里さんは『有終の美を飾ろう』と言ってくれました」
ソロ歌手になって1年に満たないが、伊藤は「音楽が生きていくエネルギーの源になっている」。同時に「キャンディーズは本当に愛されているグループなんだなと、こうして取材を通して確認させてもらっています」としみじみ語った。引用元:Yahoo!ニュース
過去の成功を良い形で自分の中に溶け込ませているようです。
これも女優として第二の人生の歩みに成功できたからこそでしょうね!
伊藤蘭の現在の音楽活動
伊藤蘭さんは2月15日からライブツアーをスタートさせます。
グループ解散以来41年ぶりに音楽活動を再開したということで、当時のファンも盛り上がっているそうです。
久々の音楽に現場ということで、伊藤蘭さんも色々と大変なようです。
「これまでで一番激動だったかもしれない。ただ、昔のような慌ただしさはなかった。スタッフの方と一つ一つ確認しながら、進めてこられましたから。こういう音楽作りは初めて。収穫といいますか、実りある1年になりました」
伊藤蘭さんは昨年2019年の3月にソロデビューを発表。
芸能生活48年目にして新たな一歩を踏み出したのです。
同年の5月にアルバム「My Bouquet」を発表し、6月に東名阪のコンサートツアーを行いました。
今回のツアーもファンの大反響を受けてのもの。
つまりは今年2020の2月15日からアンコールツアーが始まるということなのです。
伊藤さん本人は「こういう展開は予想外」と驚きの声を上げ、「人生って何が起こるかは分からない。自分の気持ち一つで世界が広がる―というのを身をもって体験させてもらっています」と充実感溢れるコメントを残しています。
娘・趣里が女優として成功した影響も
伊藤蘭さんといえば、娘が女優として大活躍されてます。
2年前の2018年には主演を務めた映画「生きてるだけで、愛。」で新人女優賞を獲得。
当時にして27歳と遅咲きではありますが、それが帰って伊藤蘭さんにとって刺激になっているそうです。
娘に対しては、
「向き合い方がマジメなんです。仕事や人に対する思いが真っすぐなので、このまま成長を続けてほしい」
「若い人の感性は素晴らしい。『こういう表現するんだ』と逆に学ばせてもらっている」
と素直に人間性と活動を認めるコメントをしています。