KEYTALKのヒットメーカーといえば、ボーカルの巨匠さんと義勝さんのイメージがありますが、実はギターの武正さんとドラムの八木さんも作詞作曲をされます。
基本的にシングルカットされたり、代表曲・定番曲になるのは巨匠さんと義勝さんの曲がメインなので、なかなか公には脚光を浴びにくいです。
それでも八木さんや武正さんが作った曲も良い曲が多く、ワンマンライブでお披露目になるとファンは喜びます。
KEYTALK・八木の作詞作曲
八木さんがKEYTALKにて作詞作曲を担当してたのはデビュー当初からずっとです。
八木さんが作詞作曲を担当したKEYTALKの曲のタイトルは、主にCombat Song、ミルクティー、HOROBIRO、wasted、テキーラキラー、秘密などです。
ライブなどで鉄板になってるのは「秘密」ですね。
八木さんの作る曲というのは、当初は難しい漢字や言葉があって世界観が濃かったですが、近年はリラックスした等身大の八木さんらしい無邪気な表現の曲ばかりです。
音に対して無理せず言葉をノリ良く乗せてる感じが、耳に残って非常に可愛いです。そしてメロディラインが凝ってます。
ライブで八木さんの曲が始まると「お!」とファンの歓声が上がりますが、あれは曲が好きということなのか、八木さんが好きということなのか、もしくは両方なのか・・・。
一般的なリスナーの評価が良いかどうかはわかりませんが、KEYTALKファンに盛大に受け入れられているのは確かです。
ユニバーサルに移籍したということで、曲作りの分担が変に変わっていかないかが心配です。売れる曲だけを考えれば義勝さんと巨匠の曲で固めるほうがセールスは伸びそうなので。
八木氏のドラムの腕前は?
今や実力派バンドとして認められてるKEYTALKですが、演奏技術云々以前に、作る曲のメロディが凝っているので、その仕事ぶりを評価する方が先な気がします。
四つ打ちドラムとして色んな音がパシパシ聞こえてくる不思議なサウンド。可愛い笑顔でえげつない技術と体力を駆使してます。
理屈的なことを抜きにして、八木さんのドラムは見ていて楽しいorつまらないという話になれば、間違いなく楽しいといえます。プロとしてこの時点で勝ちのように思えます。
ライブ定番曲のモンスターダンスやサマーヴィーナスでは笛を吹きながらドラムプレイをするという、一見可愛いプレイにも見えますが、あれはあれで別の技術が必要ですね。
個性や華やかさでいえば、今のロキノンバンドのドラムの中では頭1つ抜けてるように思えます。
持久走ではボーカルの巨匠さんに勝ってメンバーで1番だったりするので、実は長いライブでえぐいドラムを叩くために体力作りもしっかりとされてるのではないでしょうか?
現時点では八木さんの努力というのは表に出ていませんが、このまま隠し続けて頑張り続けるならば凄まじくかっこいいですね。最近のバンドマンって鍛えたり走ったりをアピールしがちなので。
フワフワしてて可愛い外見の方ですが、実は厳しい世界を男気で戦ってる戦士のようなドラマーだと思います。