こだわりの強いギタリストのイメージがある松本孝弘さんですが、「具体的にどんなこだわりが松本さんにあるの?」と言われると、正直答えにくいです。

作曲作業、音作り、リハーサル、ライブ、現場の人間たちの間でないと語れないハイレベルな細かい話ばかりで、雑誌などで読んでてもすぐに忘れてしまいます。

しかし、1つだけハッキリと覚えてることがあります。

それは「玲」という文字、言葉、漢字が大好きということです。

この話には本当か都市伝説か分からない逸話も混じってますが。

目次

松本孝弘(B'z)が「玲」の文字が好きな理由

まず、この「玲」という文字の読みですが、文字通り「れい」もしくは「りゅう」という読み方ができます。

この文字の意味には、

「玉などが触れ合って美しくなる様」

「音が澄んで響く様」

など、音楽に関連した意味が「玲」のたった一文字の中に含まれているのです。

これは日本人の自分でも分からないことでした!

松本さんがこの文字を好む理由というのは考えるまでもなく、音楽的で美しい文字だからと憶測できます。

過去に松本さんは「"玲"は鈴を転がすような美しい音という意味です。」とコメントされたことがありました。

松本さんの求めるバンドソングの理想に、この「玲」の一文字で語れるシンプルな美学があるものだと考えられます。

実際に松本さんは自分の機材であったりタトゥーであったり、様々なところに「玲」の文字を入れているのです。

機材「FUZIGEN」アンプ・ピックなどにも「玲」

「玲」の字が好きな松本さんですが、実際に自分のライブで使うFUZIGENのアンプなどにも「玲」の文字を書いていたりします。

アンプだけでなくピックにも「玲」の文字が描かれており、松本さんの玲好きは凄まじいです。

文字の形的には書道のような崩れた味のある形の方が好きなようです。このアンプや機材に描かれた「玲」は松本さん本人の文字なのか、もしくは有名な書道家か誰かに書かれた字なのか、この部分に関しては謎です。

スピーカー、リストバンドにも「玲」。さらにはB’zのライブグッズにも書かれたことがあります。

古くからのファンは、今更「玲」の文字に違和感はないようで、松本さんの代名詞のように感じてるみたいです。

タトゥーにも「玲」

松本さんは腕や肩にたくさんのタトゥーを入れていますが、そのタトゥーにも「玲」の文字はあるのです。

松本さんは左肩上に「玲」を入れてますね。

この「玲」のタトゥーに関してはファンも真似してペイントを書いたりしてます。

B’zのライブ会場に行くと、ノースリーブのシャツに腕を出して左肩に松本さん風に同じタトゥーを書いてるファンが大勢います。ペイントスキルに恐れ入ります・・・。

息子(長男)の名前も「玲也」?

さらには、2回目に結婚した今の嫁さんとの間に生まれた長男の名前にも「玲」の文字が含まれてると噂されてます。

この部分に関してはあくまで噂の範囲で、松本さん本人が公開して公表した情報ではありません。

噂の範囲ですと、息子さんの名前は「玲也」だとか。本当だとしたら美しくてカッコいい名前ではあります。

学校では「レイ」と呼ばれてるのでしょうか?羨ましい名前です。

新元号が「令和」で再話題

今年2019年の4月に新元号が「令和」であると発表されました。

この新元号の発表に、B’zファンがざわめきました。

理由は当然、松本さんの代名詞である「玲」との関連性を感じるからです。

さらに、「令和」の他にあった新元号の候補の中に「広至(こうし)」という名前もあり、それは松本さんの相方の稲葉さんの名前「浩志(こうし)」と読みが全く同じなのです。

「B’zは新しい時代を先取ってた」

「令和こそB’zの集大成」など、粋なコメントに溢れました。

また、新元号が発表された直後に、渋谷にB’zの新アルバムのプロモーションと関係した巨大広告が張り出されました。

明らかに松本さんの「玲」の信念と被せた意味を感じます。

ネット上ではしばらく松本さんを良い意味でいじったコラ画像が出回りました。。笑

令の部分が玲であればどんなに良かったか、B’zファンの総ツッコミは圧巻でした。。

新元号との令和と共にB’zがトレンドに入ったことはB’zファンにとっては誇らしい出来事だったことでしょう。

ただ、この流れを知らない人は、松本さんが新元号にあやかって「玲」を気に入ってると勘違いしそうで怖いです。

遥か昔から愛し続けた文字なのに、自分が後付けなんて思われてた嫌ですよね。

平成は日本の音楽市場が崩れた時代だったと考えれば、令和はB’z筆頭に何かメモリアルで革命的なことが起きると予感させてくれます。

令和になって邦楽ミュージシャンとファンにとって嬉しいことがあれば良いですね!

B’zは1988年の昭和の終わりにデビューしてヒットして、平成ではトップの座を掴んで、令和では最後の畳み掛けに出てくれることでしょう。

3時代を乗り越えた日本を代表するロックスターだと考えれば、B’zの偉大さはさらに増して感じます。

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