新型ウイルスの影響で、多くの興行イベントが中止もしくは延期になっています。

メンバーが健康に気をつけて、ライブが抜けることなんて滅多にない真面目なバンドも、今回だけは中止と延期を受け入れないといけません。

指原莉乃さんがライブの損害は保険外だとして、中止にすることは難しいと発言して話題を呼びましたが、政府の方から数週間の興行イベントの中止を呼びかけたということで、多くのアーティストが中止に踏み切りました。

中止なのか、延期なのか、払い戻しがあるかないかで有耶無耶なことが多く、たくさんの音楽ファンが困惑しています。

マンウィズ,backnumber,GACKTがLive中止or延期

・GACKT KHAOSツアー

2月28〜29日 福岡サンパレスホテル&ホール

・米津玄師 2020 TOUR / HYPE

2月27〜28日 宮城セキスイハイムスーパーアリーナ 中止か延期か未定

3月7〜8日 三重県営サンアリーナ 中止か延期か未定

・back number 「fan club tour2020 one room party vol.5」

2月28〜29日 Zepp Nagoya

3月6〜7日 Zepp Sapporo

・MAN WITH A MISSION「FUN WITH A MISSION TOUR 2020」

3月2〜4日 Zepp Fukuoka

9〜11日 Zepp Tokyo

16〜18日 BLUE LIVE HIROSHIMA

・WANIMA「COMINATCHA!! TOUR 2019-2020」

2月29日〜3月1日 福井サンドーム

3月7〜8日 愛媛県武道館

損害額は数百億?

今回のライブの延期&中止ラッシュで、多くの損害が出ているそうです。

チケット代だけでなく、グッズの稼ぎにも大きな影響を与えているようで、興行会社は困惑しているみたいです。

政府の大規模イベントの中止・縮小要請を受けて、大手レコード会社所属アーティストのコンサートが中止に追い込まれた。エンターテインメント業界での「損害は数百億超に上る」(音楽関係者)との声も出ている。

開演が5時間前にせまるなか、異例の展開となった。EXILEサイドは午後2時過ぎ、公式サイトでこの日の京セラドーム公演中止を発表した。

 今年は所属事務所が「LDH PERFECT YEAR」を掲げ、この日は1月19日から始まったEXILEの3大ドーム(10公演)の最終公演で約4万人の集客が予想されていた。同社は「今後2週間の公演に関しても、すべて中止もしくは延期」とした。

 東京ドームでもPerfumeがこの日午後、開催予定だった全国4大ドームツアー最終公演中止を、公式サイトで発表した。本番直前ではあったが、4万人規模のライブのため「感染の拡大を終息するべく、このような判断とさせていただきました」と説明。払い戻しに関しては後日、サイト内で告知する。

 これ以外にも、大手レコード会社は軒並み公演中止を発表した。今回は延期ではなく、中止のケースが多い。その理由は、売れっ子だからこそ。人気アーティストの公演はそれだけ動員数が多く、代替できる会場が用意できない。さらに、今夏に東京五輪開催が控えているため、代替会場の確保が厳しい。

 音楽関係者によると、ドーム公演は1回では黒字にならず、複数回実施し、Tシャツなどのグッズを販売して初めて主催者側は利益が出るという。「ドーム公演が1回中止になれば実損2億円。グッズ等で得ると思われた興行外損害を含めると10億円は下らない」と明かす。災害での興行中止は保険が利くが、「感染症による中止は保証項目に含まれていない」とレコード会社関係者はいう。仮に2週間にわたり大型イベントが中止になると「エンターテインメント業界だけで興行外損害は数百億円にも膨らむ」と頭を抱える。引用元:Yahoo!ニュース

人件費などいろんなお金が掛かっているのに、中止にしなければいけない。

しかし、一般論でいけば、この状況では当たり前だったりもします。

せめて、国が何か補助をしてくれないと、自電車創業のバンドや会社は潰れてしまうかもしれません・・・。

 

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